格闘技

2011年2月12日 (土)

久しぶりにバーリトゥード

 先日、赤城でバースデープレゼントとしてワインをいただきました。

 お休みついでに、そのワインを飲みながら、先週末にスカパーで録画していたUFCをみました。

 山本KIDがUFC参戦しましたが、しょっぱすぎでした。もう、過去の人なのでしょうか?

 マインカードは、“UFC無敗の王者”アンデウソン・シウバ vs ブクトー・ベウフォート。共に、かつてPRIDEを沸かせた両雄の対決でしたが、A・シウバの前蹴りでKO決着でした。
 下からアッパーに入った前蹴りは、鳥肌ものでした。かつて、PRIDEで、このA.シウバに勝った日本人が2人いました。三角締めで金星を挙げた高瀬大樹と、劣勢から蟹挟み→ヒールホールドの大逆転勝利を挙げた“ピラニア”長南亮。二人とも鮮やかな勝利でしたが、今考えると、すごいことでした。

 なんだか懐かしくなって、昔のPRIDEがみたくなり、DVDを引っ張り出してきました。
 なぜか目にとまったのは、「PRIDE15」(2001年)でした。

 何気に選んだVTRでしたが、面白かった~。フジテレビの演出も最高でした。

 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ゲーニー・グッドリッチ...ノゲイラ初参戦の試合でした。
 マーク・ケアー vs ヒース・ヒーリング...世代交代。二人とも、その後どこ行った?
 桜庭和志 vs クイントン“ランペイジ”ジャクソン....ジャクソン初参戦
 石澤常光(ケンドー・カシン) vs (故)ハイアン・グレイシー

 考えてみると、この試合、私は会場にいました。ノゲイラが三角締めを極めたときは、何が起きたのかわかりませんでした。桜庭和志が勝ったときは、さいたまスーパーアリーナが、揺れました。例えじゃなくて、まじで揺れました。すごかったです。石澤常光の紹介ビデオの最後に新日本プロレスのロゴが出たとき、会場が沸きました。

 プロレスは、シナリオありのエンターテインメントですが、これは周知の事実。その中で、鍛え上げられた肉体で戦う男たちの姿は、それを超えた真剣勝負にも見えます。だから、プロレスファンが存在するわけで、それはそれで楽しい。私も、学生時代はプロレスファンでした。あるプロレスファン曰く「K-1は好きじゃないけど、PRIDEは好きです」。そんな声もありました。そして、そのプロレスをガチンコ勝負にしたのが総合格闘技でした。最近、巷で“八百長”が噂になってますが、八百長はいけません!プロレスは、シナリオはあるけれども八百長でないから面白い。あの“受け”の美学は、人間離れしていて面白いです。

 ワイン飲み干して、けっこういい感じのまま書いてるので勢いで、もうひとつ!

 このPRIDE15には、もう一つ、思わぬ歴史の1ページがありました。それは、ここでデビューした有名人が一人.....

 フジテレビ新人アナウンサー高島彩!!!

 今も覚えてます。会場ではみれませんでしたが、録画していたビデオでみた時の衝撃。「この子は、絶対に人気爆発する!」
 ルックスはその前提ではありますが、何よりも“しゃべり”が新人離れしてました。落ち着いてました。そして、長年にわたり、めざましテレビのキャスターを勤めたのは予想通りの結果でした。酔ったついでに書くと、私は生野の“どや顔”が嫌いなので、早く替えてほしいです。顔に書いてあるんですよね、「私、可愛いでしょ!」って。

2009年8月28日 (金)

柔道世界選手権2009 ・2日目

中村美里選手がやりました!
左膝前十字靱帯損傷という試練を乗り越え、48kg級の福見選手に続く二枚目の金メダルです。

しかし、活躍してるのは、女子ばかりっす。

男子も頑張れ!!

2009年8月27日 (木)

柔道世界選手権2009 開幕

PRIDEの消滅以来、総合格闘技の人気が勢いを失い、結局、生き残るのは、K−1という雰囲気になってきています。
しかし、アマチュア競技ながら、プロ格闘技以上に面白いのが、柔道です。特に、日本の柔道は、1本を狙いに行く柔道であり、K−1の膠着した試合よりも遙かに面白さがあります。そして今回、ルール改正が行われ、よりアグレッシブさが求められるようになりました。

開幕初日、日本勢は、内柴正人選手、平岡拓晃選手、そして福見友子選手が登場しました。
内柴選手は、初戦で大逆転の一本勝ちを決めましたが、続く3回戦で、一本負けしてしまいました。話によると、今大会に向けて、調子が上がってこなかったようです。残念です。平岡選手は、決勝まで進みましたが、一本負けで、惜しくも銀メダルに終わりました。
谷亮子選手に、2度も勝ちながら、代表に選ばれなかった福見選手は、圧倒的な強さで、金メダルを獲得しました。特に、準決勝での足技は見事でした。技をかけてきた相手の足を返し技で、破壊してしまいました。
これまでは、ネームバリューで代表に選ばれなかった感がありましたが、これからは、48kg級は福見選手の時代になりそうです。

さで、今日2日目は、個人的にもっとも注目&期待している中村美里選手(52kg級)が登場します。最年少ながら、その表情には、とてつもないオーラが感じられます。
果たして、北京五輪で銅メダルに終わり、悔しそうにしていた中村美里選手に、笑顔が見られるでしょうか。

2009年7月14日 (火)

K-1MAX (2009.7.13)

 以前は、「ボクサー≒ストリートファイト(または非行上がり)」なんて印象がありました(特に日本人は)が、最近は、変わってきたような気がします。内藤大助選手や長谷川穂積選手など、好感を持たれる選手が増えてきました。

 意外と普段は紳士的なのが、プロレスラー。故・ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田さんあたりは、非常に温厚な人柄と聞いています。ジャンボ鶴田さんは、肝臓移植だったでしょうか、自分を犠牲にして、他の方に順番を譲った結果の悲劇だったそうです。
 元々プロレスラーというものはオリンピックを目指して、柔道やレスリングに没頭していた方が多く、”礼に始まり礼に終わる”精神で頑張ってきた選手が多いようです。ジャンボ鶴田選手、長州力選手はオリンピック選手であり、”幻の金メダリスト”と言われたのが谷津嘉章選手、先日亡くなられた三沢光晴選手も国体で優勝しています。
 総合格闘技についても同じことが言えます。こちらは逆に、メダリストがもう一花咲かせようというパターンが多いようです、吉田秀彦選手を筆頭に。以前、素人に絡まれて、殴られて怪我をしながらも決して手を出さなかった、桜井”マッハ”速人選手には、当時賞賛の声が上がったものです。噂によると、その場には、石田光洋選手もいたとか....。

 K-1ファイターは、ひたむきに頂点を目指す選手が多いのが印象的です。その筆頭は、魔裟斗選手なわけで、2度に渡って世界を制しています。

 そして、今日、日本武道館で行われた”魔裟斗vs川尻達也”の一戦。かなり面白かったです。膠着なし。お互いに攻めっぱなし。最後は、総合の変則的なパンチにも動じない魔裟斗選手の強さが光りましたが、とても面白い試合でした。タオル投入は、もうちょっと遅くても良かった気がします。

 魔裟斗選手は、”ラスト1試合”と言ってますが、その前に、五味隆典選手が挑戦して欲しいです。個人的な意見ですが。

2009年6月16日 (火)

2代目タイガーマスク

 やはり、どうしてもこのニュースに触れないわけにはいきません。

 土曜日のラウンド後、悪友・迷友・最悪友がウチに集結し、テレビ見ながら一杯やっていると、突然、ケータイを見ていた最悪友が「三沢光晴が亡くなった」と騒ぎ出しました。

 私は、中学・高校時代、大のプロレスファンでした。そして、三沢光晴さんは、私が炬火リレーに参加した「第35回国民体育大会~栃の葉国体~」のレスリング・金メダリストでもあります。ちなみに、当時の優勝者リストには、谷津嘉章の名前もありました。当時は、足工大附属教諭だったと記憶してます。ということは、谷津先生の教え子になるんでしょうか?詳しい資料は、実家の倉庫に眠ってると思いますが、果たしてあるかどうか....。もう29年も前の話です。

 帰宅途中、電車内でスポーツ誌を読んでいると、まわりの人からの視線を感じました。もちろん、視線の先にあるのは、三沢さんの死に関する大きな見出しです。最近、人気が低迷しているプロレス界ですが、さすがに”三沢光晴”の知名度は高いようです。

 新聞記事によると、怪我などで満身創痍の上に、社長業として、NOAHの経営上の問題などストレスも大きかったようです。プロレス団体が増えすぎたために、人気選手が分散したことも、人気低迷の要因ではないでしょうか。そして最近は、K-1や、総合格闘技の人気が高まり、人気を奪われた感もあります。余談ですが、”人気のK-1、実力の総合格闘技”とよく言われますが、一般的にプロレスファンは、総合格闘技派のようです。

 かつて、F-1のサンマリノGPで、アイルトン・セナが亡くなったとき、「よりによって、何故セナが?」といわれましたが、今回も、「何故、三沢が??」と思ったファンも多いことと思います。人気だけでなく、受け身にも定評のあるレスラーでした。

 危険な技は、どうしてもプロレスには必要ですし、このような悲劇が起きないように、選手たちはトレーニングに励んでいます。ましてやバックドロップが禁止ということにはならないと思いますが、少なからず危険な技の禁止は、今後あるかも知れません。そうなると、また人気低迷に拍車をかけるのではないかという危惧もあります。
 危険な技の禁止よりも、試合会場には、必ずドクターを付けるなど、周りからリスクを補う工夫が必要になってくると思います。

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