大東建託いい部屋ネットレディス・最終日

　いつもお世話になってます。うちのアパートは、大東建託さんです。(^_^;)

　最終日、首位・江里菜プロを茂木プロ、桃子プロが３打差で追いかける形でのスタートです。
優勝は、この３人の中で決まって欲しい！超獣だけはやめてくれ！そんな雰囲気でした。

　スタート前、マスター室前での出来事．．．練習を終えた江里菜プロが、茂木プロの愛娘・和奏ちゃんを見つけて、満面の笑みで駆け寄ってきました。実は和奏ちゃんに会うために、一度、二階のレストランまで行ったそうです。遊んでる表情は、とても試合前、それも７年ぶりの優勝を目指しているとは思えない柔らかな表情でした。

　上田桃子プロがスタートした直後、ポケットの中の携帯が動き出しました。仕事の電話でした。おかげで、10時過ぎまでギャラプラに足止めとなり、３番グリーンで追いついた時には、茂木プロは既にスコアを１つ落としていました。
　しかも３番ティーで最終組を抜き去るときに目にしたものは、首位が２人、つまり“超獣”ソンジュプロが既に並んでました。

　なかなかチャンスに付かない茂木プロ、１つ前の桃子プロも気になり、遠目に見てましたが、こちらはチャンスに付くもパットが決まらない感じでした。
　そして９番で桃子プロは、右のガードバンカーからのショットが、グリーンで止まらずに刈り込まれた土手を転がり落ちて、池に入ったようで痛恨のダボとしてしまいました。

　こうなると、期待は江里菜プロ一人。しかし、さらにギャラリーを震撼させる情報が入りました。なんと賞金ランキング独走中のボミプロが、単独トップの－８でフィニッシュ！
　２日目までは大会が盛り上がっていたのに、正直、また韓国かと思いました。
　しかし、17番でボードを見ると、江里菜プロが、逆転して－９に伸ばしてました。

　最終ホール、茂木プロが意地のバーディーフィニッシュ！上からの難しいパットだっただけに、湧き上がったスタンドの大歓声に右手を大きく挙げて笑顔で応えてました。改めて存在感を感じました。

　私はギャラリースタンドから立ち見で観てましたが、そのまま最終組を見ることにしました。アテストを終えた茂木プロも、階段からずっと戦況を観てました。

　そして最終組、２打差を追うソンジュプロが２オンをあきらめ、レイアップしたとき、正直なところ最悪の結末だけは免れたと思いました。
　しかし、その直後のサードショットがカップを直撃、そして辛うじて飛び出したボールが、バックスピンで再びカップをかすめました。１打で二度心臓が止まりました！やっぱりこの選手は“超獣”です。油断も隙もあったもんじゃない．．．。

　何はともあれ、原江里菜プロが、感動の２勝目をあげました。アテストルームに向かう際、階段を降りてきた上田桃子プロとハグ、続いて茂木プロとハグを交わしました。
　表彰式の際、ギャラリースタンドに普段帯同しているファンの方々を見つけ、何度も笑顔で手を振る姿に、彼女の人柄を感じました。

　山梨は暑いかと思ってましたが、甲府と富士吉田、鳴沢あたりはかなり気候が違うようで、特に日陰に入ると快適でした。
　中央道の渋滞（どんだけ事故多いんだ！）を除けば、距離的には遠くもなく、良い場所でした。しかも、周囲には、回りたくなるコースがたくさんありました。やばいです。