第40回ミヤギテレビ杯・最終日
久しぶりに味わうこの雰囲気...優勝争いの空気です。
茂木宏美プロが初日-4、2日目-6で単独トップ。最終日の今日は、1打差の森田理香子プロ、リ・エスドプロが最終組です。
この状況に、応援組も名古屋、東京などから緊急参戦ありで、自分も急遽予定変更し、最終組に着きました。そこで、久しぶりに、茂木プロのプレーを書いてみたいと思います。
(残り距離表示は、原則フロントエッジまでの距離です)
[No.1 359y/Par4] -(2)
打ち下ろしのスタートホール。
①FWセンター(飛距離225y)残り119y左足下がり
②ピン手前6~7yへナイスオン
③カップわずかに左で、パー
リ・エスドPが、ティーショットをクロスバンカーに入れるも、ライが良く、ベタピンでバーディー。早くも並びました。
[No.2 520y/Par5] ○(1)
打ち上げのロングホール。
①フェアウェイセンター(飛距離210y)
②フェアウェイセンター、残り104y
③ピン左7mへナイスオン
④下りスライスラインを読み切りナイスバーディー
-11で再び単独トップ。
[No.3 351y/Par4] -(1)
ティーショットは打ち下ろし、セカンドから打ち上げ。フェアウェイが、左から右に傾斜しており、ティーショットの精度が求められるホール。
①フェアウェイセンター、残り101y
②ピン手前5mにナイスオン
③1mオーバーもしっかりパーセーブ
リ・エスドPが、ベタピンでバーディー。再び-11で並びました。
[No.4 192y/Par3] -(1)
池越えの長いショートホール、ピンまで183y。
①左手前のバンカー
②バンカーショットは、ピン左2m弱へ
③難しい距離でしたがナイスパーセーブ
[No.5 413y/Par4] ○(1)
打ち下ろしのミドルホール。グリーンがやや砲台で、外すとパーセーブが難しいホール。
①ラフに落ちるもフェアウェイへと転がり、飛距離235y/残り150y
②ピン左手前6~7mへナイスオン
③ほぼストレートに決めてナイスバーディー!
-12で三度単独トップ。
[No.6 377y/Par4] -(1)
ティーショットは打ち下ろし、セカンドから打ち上げになる難関のミドルホール。
①右のファーストカット、グリーンセンターまで約140y
②ピン筋に行くもフォローの風に乗りグリーン奥のエッジへ
③アプローチは3mオーバーもナイスパー
リ・エスドPがまたもピンそばに付けてバーディー。-12でまた並びました。しかも、3選手ともここまでノーボギー。
茂木プロは今大会ノーボギーです。
[No.7 155y/Par3] -(2)
従来より短くなったショートホール。気になるハザードは左手前のバンカーのみ。ピンまで159y。
①ピン左上5mへナイスオン
②カップの縁に止まりパー
ここで、パットがショートめだった森田理香子Pが遂にバーディー。眠っていた本命が目を覚ましました。
[No.8 507y/Par5] -(1)
ティーショットは打ち下ろし、3打目が打ち上げとなるロングホール。ティーショットは両サイドのバンカーが気になります。
①右のクロスバンカー
②フェアウェイ左をキープ、残り112y/ピンまで約140y
③やや短くグリーン手前にショート
④アプローチは1.5mオーバーもパーセーブ
森田理香子Pが連続バーディー、あっという間に-11で1打差になりました。
[No.9 377y/Par4] △(2)
フロント9最後のホールはなだらかな打ち上げの難関ホール。
①フェアウェイセンター、飛距離は215y
②グリーン右のカラー
③パターで寄せるも2mショート
④下りの難しいパーパットはわずかに左を通過し、遂に初ボギー
-11でトップを譲る形になりました。
めまぐるしく動き続ける壮絶な首位争いは、ハーフターンで
茂木宏美P :-11
森田理香子P :-11
リ・エスドP :-12
となりました。
[No.10 383y/Par4] -(2)
1番ホールに似た、なだらかな打ち下ろしのミドルホール。
①フェアウェイ左(飛距離250y)グリーンセンターまで約150y
②ピン右12mへオン
③カップ左1.5m残るもパー
リ・エスドPがボギー。逆に森田理香子Pがピンそばに付けてバーディー。-12で単独トップになりました。
[No.11 179y/Par3] ○(1)
平坦で長めのショートホール。手前のバンカーが注意。ピンまで184y。
①ピン左2.5mにつけてナイスバーディー!
-12で再びトップに並びました。
茂木宏美P :-12
森田理香子P :-12
リ・エスドP :-11
[No.12 386y/Par4] △(2)
なだらかな打ち上げのミドルホール。左手前と奥のバンカーが効いて、難易度の高いホール。
①フェアウェイやや右(飛距離225y)残り131y
②左手前のバンカーに捕まり、後方のエッジが気になるライ
③上手く出したかと思われたショットは、雨でしまりつつある砂の影響でスピンが効かず大きくオーバー
④カップを過ぎると速いラインを積極的に狙い1~2mオーバー
⑤嫌な距離でしたが返しを沈めてボギー
ティーショットを茂木プロの55y先まで運んだ森田理香子Pが、ベタピンバーディーで抜けだしました。
[No.13 378y/Par4] ○(0)
セカンドが池越えのきれいなミドルホール。池は影響ありませんが、グリーン手前と左のバンカーが気になります。
①右のクロスバンカー
②フェアウェイウッドで上手く打つも手前のバンカー
③あごが高く、左足上がりのライからのバンカーショットは、大ピンチかと思いましたが、起死回生のチップインバーディー!
森田理香子Pも譲らずバーディー。
茂木宏美P :-12
森田理香子P :-14
リ・エスドP :-11
[No.14 517y/Par5] -(2)
左ドッグレッグで、2打目から打ち上げのロングホール。
フェアウェイ曲がり角右奥に、木があり、右に行きすぎるとスタイミーにある可能性あり。
①フェアウェイやや右(飛距離240y)
②木がかかりそうでしたが、無事にフェアウェイキープ、残り107y
③ピン手前8~10mへオン
④1mショートしパー
リ・エスドPがバーディーで盛り返してきました。
[No.15 154y/Par3] ○(1)
決勝ラウンド限定のホールインワンホール。
池越えのきれいなホール。池を越えたところに切られたピンまで156y。
①ピン右手前6~7mへナイスオン
②フックラインを読み切り、ボールはカップを1回転して入る執念のバーディー!
森田理香子Pがグリーン奥に外し初ボギー。バーディー&ボギーで遂に並びました。
茂木宏美P :-13
森田理香子P :-13
リ・エスドP :-12
[No.16 386y/Par4] △(2)
打ち下ろしのティーショットが鍵になる難関のミドルホール。
①アドレスに入る直前にクラブヘッドを拭き、そのままアドレスに入ったのが気になりましたが、ショットは右のラフへ、残り135y
(前日、左ラフだったそうなので、その影響もあるかもしれませんが、アドレスも仕切り直した方が良かったかもしれません。)
②ラフに負けてグリーン手前にショート
③アプローチは2mほどショート
④カップ左を通過しボギー
15番とは逆に森田理香子Pがバーディーで、再び2打差。
[No.17 372y/Par4] -(1)
打ち上げのミドルホール。グリー奥に外すとパーセーブが難しくなる、意外に難しいホール。
①フェアウェイセンター、残り138y
②ピン奥7~8mへオン
③カップ左を通過
リ・エスドPがボギーとし、優勝戦線から脱落。
[No.18 492y/Par5] -(2)
昨年より1つ前のティーになり、距離が短くなったバーディーの欲しいロングホール。長距離ヒッターは2オンも可能。
①フェアウェイセンター
②ラフに突き抜けそうになるもフェアウェイ右をキープ、残り89y
③思いっきり突っ込んだショットは、ピン奥6~7mへオン
④下りの速いラインは惜しくも入らずパー
ややピンチを迎えるも、長いバーディーパットをピタリと付けてパーを拾った森田理香子Pが激戦を制しました。
残念ながら勝てませんでしたが、非常に見応えのある一日でした。
ここ2年間、外国人選手に優勝をさらわれている本大会ですが、災害復興支援を詠っている大会なだけに、今年こそは日本人選手に優勝してもらいたいところでもあり、若手の有望株の優勝ということで、大会は大いに盛り上がったのではないでしょうか。
これからも頑張れ日本人!
尚、会場には、東北福祉大・松山選手の姿もありました。
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