第31回フジサンケイレディスクラシック
ゴールデンウイーク間近とは思えない寒さ、ウィンドブレーカーなしでは、耐えられない。今年の川奈の印象です。寒さのせいか、ラフも短い気がしました。
初日から、来たいところでしたが、残念ながら仕事が片づかず、2日目からの観戦となりました。
2日目。朝から重大事件発生。
赤堀プロが、腰痛のため棄権…調子が上がってきた中での故障は、あまりにも残酷です。大事に至らなければいいと、願うのみです。
さて、今回は、2日間茂木プロの組に付きました。今シーズン、既に2位が2回、ランキング4位と好調です。
2日目は、優勝した大江香織プロ、歴代優勝者の服部真夕プロとの組み合わせでした。
とにかく凄いラウンドでした。スタートから、大江Pが、3連続バーディ。茂木Pも2、3番で連続バーディ。野球に例えるなら、ホームランの応酬による大乱打戦という感じの凄いラウンドでした。
3選手ともイーブンからのスタートでしたが、終わってみれば、茂木Pが-4。服部Pが-1(一時は-3まで伸ばしました)。そして、大江Pがベストスコアの-7。なんと、3選手のトータルスコアは、-12で、17個のバーディーが出ました。
こんなラウンドを目にしたのは初めてでしたし、特にスコアを伸ばした大江Pと茂木Pは、決して飛ばし屋ではないというところに、ゴルフの奥の深さを感じました。
3日目は、雨が心配されました。途中から、傘が必要な程度にはなりましたが、思ったほどではなく、無事に試合は消化されました。(ただ、2日間とも、激寒でした。)
この日は、井上希プロ、原江里菜プロとの組み合わせでした。
井上希プロは、昨年、アコーディアゴルフのプロアマで、ラウンドさせていただきましたが、実際に試合を見るのは初めてなので、楽しみでした。
しかし、前日にスコアを伸ばし、優勝の可能性のある位置でのスタート、そして大勢のギャラリーに囲まれ緊張したのか、ショートゲームが今一つで、スコアを落としてしまいました。特に、ファーストパットの殆どがショートしてしまったのが残念でした。
また、調子とは別に、プロアマの時からスイングが変わったようで、トップが少し浅くなった感じがしました。
原江里菜プロは、昨年のQTで復活し、今回は、優勝を狙える位置ということで、ラウンドレポーターに、安藤幸代アナが付いてました。
久しぶりに見た原プロでしたが、長い間スイングに悩んでいたせいか、アドレスが異常に長くなってました。2008年の有村プロや、2009年の赤堀プロと同じでした。レベルは違いますが、自分にも経験があります。スイングがしっくりこないと、アドレスもしっくりこなかったり、なかなか始動に入れなかったりします。
一時は、-7まで伸ばしましたが、16、17番をボギーとしてしまい、-5でのフィニッシュでした。
そして、茂木Pの方は、この日は、なかなかバーディパットが入らず、一つしか伸ばせませんでしたが、殆どのパットがカップオーバーで、気持ちのいいパッティングでした。今年好調の最大の要因ではないでしょうか?
そして、なんといっても、この組のこの日のベストショットは、17番の茂木プロのアプローチではないでしょうか。テレビ中継で、原プロがグリーンオーバーしてしまいましたが、その直前のショットで、同じような位置からのアプローチでした。グリーン下から、これぞアプローチの名手という感じの“スーパー”ロブショット。思いきて振り抜いたロブショットは、高く弧を描き、グリーンギリギリに落ち、数ヤードしかないピンの左30~50cmのところにピタリ! 女子でこれを決められる選手は少ないと思います。
結局、-1で回り、原プロと同じ-5でのフィニッシュでした。
その後、風が出てきた影響もあり、後続の選手たちがスコアを落とし、6位タイとなりました。
いよいよ次戦から関東地方での開幕です。私は仕事で、今年も行けませんが、いろんな意味で、今年は楽しみです。
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