ヨネックスレディス・最終日
祝! 茂木宏美プロ優勝!!
これで5勝目です。実際に優勝シーンを見るのは、これが3回目ですが、今回も大興奮でした。
スタート時間が霧で2時間半遅れました。雰囲気的には中止ではないかとも思われましたが、首位スタートの李知姫プロを含め、メンタル面の維持が大変だったと思います。
ショットbyショットで、優勝への奇跡を振り返ってみたいと思います。
[No.1 Par5] -(2)
ロングホールですが、フェアウェイが傾斜しているなど、難しいスタートホール。
①FW左
②FW右残り約120y
③ピン手前8mフックライン
④50cmショート
[No.2 Par4] △(2)
今年から短くなったものの、ティーショットの落としどころが難しいホール。
①飛びすぎてラフ
②手前のエッジ
③アプローチ1.5mショート
④上りフックライン右を抜けてボギー先行
[No.3 Par3] -(2)
①ピン筋に行きましたが、手前6mにON
②弱かった分右に切れてパー
[No.4 Par4] -(2)
①とぎれる前のFW左先端
②ピン左5〜6mにオン
③80cmオーバー
[No.5 Par4] -(1)
①右の少しあごの高いクロスバンカー
残り172y
②アイアンでレイアップ
残り59〜60y
③ピン奥1.5mへナイスアプローチ!
④下りのストレートラインを完璧に沈めてナイスパーセーブ!
[No.6 Par5] -(1)
①水を含んだ右のクロスバンカーへ
②ウッドでそのまま打ちましたが深く入って距離が出ず、200y以上残りました。
これでは勝てない....そんな声も関係者から出てきました。
③残り約50yにレイアップ
④ピンまでは80yくらいありましたが、ピン右2m弱にナイスオン
⑤軽いフックラインを読み切って2ホール連続のナイスパーセーブ
[No.7 Par3] ○(1)
落としどころの難しいショートホール。
①ピン筋に飛んだ打球は、ワンバウンド後ピンにあたるスーパーショット!
ティー後方から見てましたが、ホールインワンかというショットでした。
②手前1mを決めて初バーディー!
[No.8 Par4] -(2)
①久しぶりにFWセンター
②残り143yから、ピン手前6〜7yへオン
③上りフックラインを少し読み過ぎてパー
[No.9 Par4] △(2)
ティーショットは打ち下ろし、2打目は打ち上げで、距離のある難易度の高いホール。
①FW右をキープもアゲンストで距離が出ず、残り約180y
②グリー手前約10yへショート
③約30yのアプローチは、ピン左約1.5mへ
④上りスライスラインは読み過ぎてボギー
この時点で、トップが、酒井美紀プロで、-5。3打差と、ちょっと厳しい状況になってきました。
[No.10 Par4] -(2)
①FW左をキープ
②左に切られたピンに対し、右10数mへオン
③1m弱オーバー
[No.11 Par4] ○(1)
①FWセンターへナイスショット
②二段グリーン上段に切られたピンに対し、下段上り際にオン
③10mくらいの上りスライスラインを読み切って、ナイスバーディー!
トップだった酒井プロが、スコアを落としており、茂木プロvs韓国人(李知姫プロ&全美貞プロ)という感じになってきました。
[No.12 Par4] -(2)
①右バンカー手前のラフ
②エッジに落ちて完璧かと思われたショットは意外にもランが出ず、手前10mへオン
③バーディーパットは、60cmほどオーバー
ここで、全美貞プロが、1m以内から2つ外して、4パットのダボ。
[No.13 Par5] -(2)
①右ドッグレッグのロングホール。右目に打ったショットは、わずかにラフへ
②残り60y地点にレイアップ
③ピン左6〜7mにオン
④カップわずかに左
[No.14 Par3] -(2)
①思いっきり左に切られたピンに対し、グリーンセンターにオン
②10mのフックラインを絶妙なタッチでパー
[No.15 Par4] ○(1)
①FWセンターへ、残り約110y
②ピン左奥3mへオン
③伝家の宝刀!下りスライスラインは、少し読み過ぎかと思いましたが、最後の一転がりでカップインのナイスバーディー!
かなり応援も盛り上がってきました。
[No.16 Par3] -(2)
①ナイスオンかと思われたショットは、傾斜で右に転がり、カラーへ
②5mほどのバーディーパットは、わずかにカップ左を通過
[No.17 Par4] -(2)
①右のラフへ、残り約160y
②奥に池があるグリーンに対し、フェアウェイウッドで、手前6mにつけるナイスショット
③バーディーパットは惜しくもカップ左
[No.18 Par5] ○(1)
①右に出てラフへ
②フェアウェイ右目にレイアップ
③ピン左5mにナイスオン
④宝刀スライスラインをねじ込んでバーディー!並んでいた李知姫プロをリードし、単独トップでフィニッシュしました!
そしてその後、李知姫プロがパーでホールアウトし、見事三年ぶりの優勝を決めました。
初めて先にホールアウトして後続を待つ形になりましたが、今回も、カッコイイ勝ち方でした。初の最終日逆手優勝です。
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