IDC大塚家具レディス2010
2日目が中止となり、茂木プロは久しぶりに最終日最終組となりました。
会場入りしてからスタート時間まで、3時間ほどあったので、朝食を済ませた後、アプローチ練習を見てました。
あまり広くなく、パッティングと兼用のグリーンということもあり、エッジからのピッチエンドランが中心の練習でしたが、こういう練習を見ていると、選手によって差が見えてきたりします。上位の選手は、やはり何度打っても同じところにボールが止まりますし、1球1球が本番同様に丁寧ですが、ある選手は意外に雑で、3球に1球がダフリでした。今年優勝してるわりには、予選落ちが多いのはこの辺かなと思ったりします。
こういう練習グリーンは、選手同士のやりとりも楽しい。。。。原江里菜プロが、(カップが混み合ってたので)ボールを3個置いて、それをターゲットにアプローチを練習しようとしていたところ、表純子プロが、落ちているボールと間違って、拾ってしまいそうになり、「あ、それ、わざと置いてるんです。」なんてやりとりもありました。
前の組が続々と出て行くと、ギャラリープラザ付近にあるスコアボードが、更新されていきます。
そして、いきなり来ました“スーパー智恵ちゃん”! 連続バーディーでスタート.....と思いきや、みるみるうちにスコアを伸ばし、4連続バーディー。首位に4打差のイーブンでスタートしていたにもかかわらず、あっという間にトップに並んでしまいました。
更に、ディフェンディングチャンピオンの全美貞プロも3連続バーディースタートで、こちらも首位に並びました。
10:30、いよいよ最終組がスタート。。。。。しかし、茂木プロは3打目が突っ込みすぎてパー。ここはバーディーの欲しいホールでしたので、ちょっと厳しいスタートとなりました。一方の服部真夕プロは、バーディースタートで、コースとの相性の良さが、早くも感じられました。
茂木プロは、4番・ショートホールでベタピンバーディーを奪うも、5番で3パットボギーとするなど、なかなかスコアが伸ばせません。これに対して、服部プロは、3番でもバーディーを奪い、微妙な距離のパーパットもしっかり沈めるなど、「優勝はこの選手かな?」と思わせるくらいの戦いぶりでした。
この日の茂木プロは、ショートホールが抜群でした。8番ショートホールでも、打った瞬間、“あわや”と思わせるくらいのスーパーショットで、ピン手前1mくらいにナイスオンでした。打ち終わった後、ティーの真後ろで見ていた女性ギャラリーから「かっこいい~!」と声が上がり、ふり返って笑顔を見せるシーンもありました。
服部プロは、前半だけで3つ伸ばしましたが、難しい10番で、ピンチを迎えました。
2打目がグリーン左に転がり落ち、見ていたギャラリーから「ありゃ、ボギーだな」という声も聞こえました。しかし、グリーン下からのアプローチの後、少し距離の残ったパーパットを沈め、ナイスパーセーブ。この時点では、正直、優勝かなと感じました。
しかし、13番グリーンのスコアボードを見てビックリ! 服部プロ・有村プロに加え、森田理香子プロが-7で並んでいたかと思うと、次のホールに向かう瞬間に、森田プロのスコアが-8に変わりました。
そして、15番ショートホールのグリーンに辿り着いたときには、森田プロのスコアは、-10に変わりました。それを見た同門の服部プロは、思わず苦笑いで「勝負あり」という感じでした。
有村プロの-7。森田プロの-10。日本の女子プロのレベルを象徴するかのような一日でした。10年前は、こんなスコア見たことありませんでした。
服部プロは、後半にスコアを伸ばせなかったのが、敗因でした。有村プロは、初日のスコアが響いて、今年もあと一歩でした。これで、3年連続です....。
そして、茂木プロは、TODAY -1の-4/8位タイで、ベスト10フィニッシュとなりました。リコーカップまで、残り3試合。調子は良さそうなので、順位を上げて、最終戦に出場して欲しいと思います。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
セカンドQT(特にA地区)とても気になります。
投稿: ごるごる | 2010年11月 3日 (水) 13時16分
ごるごるさん:
はい。ミズノよりも遙かに気になります。(^_^;)
投稿: まっち~ | 2010年11月 3日 (水) 16時20分