2006年以来、久しぶりに大箱根で観戦しました。
ギャラリー駐車場は、ゴルフ場から近くて良いのですが、看板が茶色なので、ちょいと見にくい。きっと、箱根ということで自然との調和を考慮してのことなのでしょう。那須でも、セブンイレブンが茶色だったのを思い出しました。
で、今回の観戦目的は、主催社推薦で出場の赤堀奈々プロ。いろいろあって、今回が、今年初めてのフル観戦です。
平日のトップスタートでしたが、ビジュアルで人気の竹村真琴プロと同組ということもあり、それなりにギャラリーもいて、声援を送りやすい状況でした。
INからのスタートで、スタートからドライバーの捕まりが悪く、苦労しましたが、10番は、手前のラフからナイスアプローチでパーセーブ。
11番は、グリーン奥からのアプローチが、ややボールの下をくぐり気味にあたりショート。4~5mの下りのラインが残りましたが、これを沈めてナイスパーセーブ。
12番ショートホールも、手前のラフからピン手前1mにつけてパーセーブ。まるで、先週の別のプロが見せてくれたような、心臓に良くない展開でした。球筋はドローとフェード、得意なラインはフックとスライスという具合に、対照的ですが、これが“朝霧魂”でしょうか?
そして、13番ロングホール。残り50yくらいの3打目を、これまで再三ピンチを凌いできたアプローチで、ピンそばに付けてバーディーを奪いました。
14番ミドルホール。ティーショットは、フェアウェイ中央を捕らえましたが、手前の深いバンカーに捕まりまたしてもピンチ。しかし、これを距離感ぴったりのリカバリで、またしてもナイスパーセーブ!見てる方が苦しくなってきます。
続く15番ロングホールで、ピンまで110yくらいの3打目をピン右1.5~2mに付けて、今日2つめのバーディーを奪いました。
しかし、難しい16番ミドルで、2オンするも、距離が残り、1stパットが大きくオーバー、返しが珍しくショートし、ボギーとしてしまいました。
更に、18番ロングでは、ティーショットが右のクロスバンカーに捕まった上に、アゴが高く、距離が出せずに、3打目が200y以上残りました。そして、ラフからうまく寄せるも、フックラインを読み過ぎて、ボギーとし、イーブンで前半を終了しました。
後半も同じような展開でしたが、2番で短いパーパットを外したりなど、らしくない場面もいくつかあり、結局+2で、初日を終えました。
フェアウェイキープは、8/14。パーオンは、9/18でした。
ちなみに、ティーショットの飛距離は、全体的に245yくらいでしたが、ちょうどその落下点が、フェアウェイの絞られている部分になることが多く、このあたりもフェアウェイキープ率に影響があったようです。つまり、ちょうど平均的飛距離ということでしょうか?
今日も、パターは殆どショートすることが無く、16番でオーバーした後の返しが打ち切れなかったのと、6番のバーディーパットが薄く当たった2つだけでした。やはりパットはオーバーする方が、見ている側も気持ちが良いです。
さて、同組は竹村真琴プロと吉田弓美子プロでしたが、竹村真琴プロは、あまり飛距離が無く、赤堀プロの10~15yくらい手前という感じでした。ただ、フェアウェイからのショットは、グリーンを捕らえることが多く、ティーショットをフェアウェイに運べば、好スコアが出せそうな感じでした。
しかし、アプローチのバリエーションが無く、ほとんどがパターの延長のようなランニング系なので、グリーン奥の左足下がりのアプローチは、....オイラの方が上手いかな?と言ってしまいそうな感じです。
一方、吉田弓美子プロは、ドライバーの飛距離があり、赤堀プロよりも10y以上先に行くことが多々ありました。ただ、曲がることも多く、今日はかなり暴れていたようです。
しかし、アプローチの精度が高く、何度もチーピンを打ったわりには、+1で収めました。
ラウンド後、ドライビングレンジで、赤堀プロの練習を拝見し、勉強させていただきました。自分と同じドロー系で、使用クラブもツアーステージ700系、そして何と言っても、スイングがオーソドックスなので、とても参考になります。思えば、最初にアプローチの練習に目覚めたのは、2006年のこの大会で、赤堀プロの柔らかいアプローチを見たのがきっかけでした。
ラウンドの時よりも、ドライバーの捕まりが良く、明日、巻き返してほしいです。
練習中に、かつての師匠・時任宏治プロが通りかかり、赤堀プロと談笑しながら練習を見ていました。
さて、明日は実家に帰らないと行けないのですが......そうも言っていられなくなりました。
とりあえず、明日は緊急参戦(ん?確信犯か?)です。
そして、念願のハンカチをいただいちゃいました。“奈々スマイル”付きで。
いつもながら、赤堀プロのお心遣いには感謝&感激です。
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