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2009年11月12日 (木)

2009年関東最終戦! → 伊藤園レディース

 いよいよ関東、というか東日本、というか本州最終戦です。

 2回ほどラウンドしただけですが、観戦+ラウンドで得た知識を元に、簡単なコースガイドを作成してみました。

_no17

 尚、距離は、一昨年の距離ですので、変更になっているホールがあります。
 また、ホール難易度のデータがないので、参考までに、スコアカードに表示されているハンディキャップを表示しています。

[全体概要]
 ワングリーンのため、アンジュレーションのある大きな2段グリーンが殆どで、あちこちに池があり、外観のとても綺麗なコースです。
 ロングホールがやや長めなので、ロングホールのバーディーが意外に少ないかも知れません。飛距離よりも、グリーンを狙うショットの正確性と、パッティングセンスが求められるコースです。
 アマチュアのハンデキャップを見ると、3番・13番のロングが難しいようですが、プロのプレーを見た感じでは、8番、9番、17番、18番あたりの難易度が高そうです。
 サード&ファイナルQT直前ということもあり、シード権を争っている選手たちが、プレーを終えた後や、予選落ちした後に、コース内で観戦している姿を目にします。

 ドライビングレンジは、2階になっており、ギャラリーは土手の上から見下ろす形になります。1階は、ギャラリーから見えないので、見たい選手は、2階席に来て欲しいところです。
 練習グリーンのそばにアプローチグリーンがあります。もちろんバンカーもあり、ドライビングレンジよりも、アプローチ練習の方が、見ていると楽しめると思います。

[No.1] 365Y/Par4 (HC:11)
 軽い右ドッグレッグのミドルホール。
 右に曲げると、急な土手になっており、落としてしまうと、アマチュアでは、出すだけでも大変です。しかし、一昨年のT.ダーディンプロは、2オンに成功。更に2006年の新人戦では、有村プロが、崖下から2オンに成功させた上に、バーディーを取っており、ある意味、ここに落としたプロが、どんなリカバリを見せてくれるかが見物です。但し、ギャラリーは右には入れないので、打つ瞬間は見ることができません。また、更に曲げすぎると、OBになります。

[No.2] 160Y/Par3 (HC:15)
 縦長の大きなグリーンですが、ハザードが少ないので、弾みをつけるためにも、バーディーを取っていきたいホールです。
 グリーン上を観戦する際は、3番と7番のティーが近いので、声を出す場合は、注意が必要です。

[No.3] 546Y/Par5 (HC:1)
 7番ホールのティーと背中合わせとなっているため、選手たちは、交互にティーショットを打ちます。
 ティーショットは、打ち下ろし。2打目以降は、ほぼ平坦で、長いロングホール。ラフにはいると、距離的に厳しくなりそうで、グリーン周りには、4つのバンカーがあり、捕まるとボギーの危険性大です。

[No.4] 422Y/Par4 (HC:5)
 長いロングホールに続いて、長いミドルホールは、なだらかな打ち上げです。奥行きのある2段グリーンなので、フェアウェイウッドでの距離感が求められます。

[No.5] 508Y/Par5 (HC:9)
 ティー側から、ティーショットを見ることはできません。できれば、ダッシュして、セカンド地点に先行したいところですが、ちょっと体力が必要です。
 右はOB、左は林&崖下なので、落とすと出すだけです。
 福嶋プロや三塚プロのような飛距離のある選手なら、2オン可能ですが、通常は3打目勝負で、グリーンが2段グリーンなので、正確なショットが要求されます。

[No.6] 322Y/Par4 (HC:17)
 打ち下ろしの短いミドルホール。グリーン周りはバンカーだらけですが、2打目がエッジまで100Yを切るので、コントロールショットで、ベタピンバーディーを狙っていきたいホールです。日によって、ティーが変わる場合があります。

[No.7] 182Y/Par3 (HC:13)
 池越えのショートホール。初日は、詰まるイメージがありますが、すぐそばに売店&テーブルがあるので、食べながら見ることもできます。
 ピンが手前に切られているときに、池が効いてくるので、選手がどこまで攻めていくか見物です。

[No.8] 389Y/Par4 (HC:3)
 打ち下ろしのミドルホール。左の林に打ち込む選手も多いので、少し立ちにくいのかもしれません。
 グリーンがうねっているので、セカンドショットの落とし場所(カップに対して、良いラインに付けるかどうか)がカギになります。

[No.9] 400Y/Par4 (HC:7)
 やや左ドッグレッグのミドルホール。グリーンが林に囲まれている感じで、グリーン奥の林の奥に池があります。セカンド地点から、緩やかに下っており、手前のガードバンカーが効いているため、なかなかバーディーチャンスに付かないようです。
 ギャラリーは、右側から観戦すると、15番ホールにしか行けないので、特に最終日のようなスループレーの際は、グリーンの左側から観戦する必要があります。

[No.10] 352Y/Par4 (HC:14)
 なだらかな打ち上げのミドルホール。ティーショットをFW右寄りに打つと、ピン位置によっては、林がスタイミーになるので、真ん中か左側が狙い目になります。

[No.11] 362Y/Par4 (HC:6)
 右ドッグレッグで、セカンド地点が観戦できません。ティーショットの後、18番ティーの前を横切って、17番ホールの脇を通り、更に12番ティーの後ろを通って、11番グリーンに向かいます。このため、これらのホールがプレー中は、抜けられないので、ティーショットを見るよりも、先行することを考えた方が良さそうです。
 18番ティーで、選手がギャラリーを先に行かせてくれる微笑ましい光景も見かけることがあります。
 セカンドは打ち上げで、グリーン側からも殆ど見えないため、できるだけグリーン側から見て右サイドに行くか、選手の打つ順番で、どの選手かを想定するしかありません。
 2段グリーンになっているため、アイアンショットの正確性も求められます。同じ面に付けられれば、バーディーチャンスですが、同じ段に付かないと、3パットの危険性もあります。

[No.12] 166Y/Par3 (HC:16)
 やや打ち下ろしのショートホール。左に引っかけると崖になっており、OBの危険性もあります。ティーの後方に、カートパスを挟んでフルバックのティーがあるので、そこに上ると、ティーショットが見下ろせます。
 グリーンには両サイドにバンカーがあり、意外と奥にこぼす選手も多い感じがします。

[No.13] 540Y/Par5 (HC:2)
 ティーショットが打ち上げで、右ドッグレッグのロングホール。右に出ると、林にかかります。正面に見える、バンカー方向あたりが狙い目でしょうか?
 2オンは不可能なので、3打目勝負になりますが、グリーンが砲台なので、ショットの正確性が求められます。

[No.14] 334Y/Par4 (HC:18)
 平坦で短いミドルホールですが、セカンド地点にクロスバンカーが3つ並んでおり、フェアウェイウッドで、バンカー手前に刻む選手が殆どです。右のバンカーの方が手前なので、真ん中から左側に置いて、距離を稼ぎたいところです。
 2打目の残り距離は、エッジまで100Y前後になりますが、手前のバンカーが効いているので、ピンをデッドに落とせるかどうかが見所です。

[No.15] 541Y/Par5 (HC:12)
 軽い左ドッグレッグのロングホール。左サイドに打つと、セカンドが打ちにくくなるので、真ん中か右寄りに打ちたいところです。ティーショットやセカンドショットで、左に引っかける選手もいます。イーグル賞対象ホールですが、手前のバンカーも効いており、2オンできる選手は、片手で数えられる程度ではないでしょうか?過去に、一ノ瀬プロや馬場ゆかりプロがイーグル賞を獲得してますが、いずれもチップインでした。
 3打目は、ほとんどアプローチなので、バーディーは取りたいホールです。

[No.16] 385Y/Par4 (HC:4)
 打ち上げのミドルホール。チーピンでなければ、左の池は問題ありません。セカンドがミドルアイアンになるので、ピンに対して同じ面に乗せられるかがポイントです。

[No.17] 197Y/Par3 (HC:10)
 最も距離の長い名物のショートホールで、ホールインワン賞対象ホールです。
 打ち下ろしで、グリーンが縦長のため、ピンが手前に切られたときは、アイアンでも届きますが、奥になると、フェアウェイウッドになります。
 ピンが左の池よりに切られる最終日は、ティーショットをどこに狙っていくかが見所です。右サイドに逃げると、ガードバンカーから距離が残り、池に向かって打つバンカーショットは、プロでも易しくはないようです。3年前、優勝を争っていた日下部プロが、グリーン右手前のバンカーから池にホームランを打ち、トリプルボギーとしてしまったプレーが印象に残っています。

[No.18] 410Y/Par4 (HC:8)
 広く、なだらかな打ち下ろしの最終ホール。数々のドラマを演出してきました。一昨年は、佐伯プロが優勝確実かというところで、セカンドを池に入れたのをきっかけに、優勝を逃しました。
 ティーショットの落とし場所が広いので、飛距離のある選手は、マン振りしてくることが予想され、真のドラコンが分かるかも知れません。
 左が池で、右にガードバンカーなので、かなりプレッシャーのかかるホールです。
 特に最終日・最終組は、ギャラリースタンド近辺が混雑するので、セカンド地点から、グリーンを眺めた方が、状況が見やすくなります。

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 毎年、雨が降る印象があり、3日間天気に恵まれる年は、少ない印象があります。
 今年も、天気が悪そうなので、関東の最終戦でもありますので、少しでも多く、晴れて欲しいものです。

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コメント

ぼんたくさんじゃないけど・・・私も招待券を貰いました。
日曜日、今年最後の観戦に行くぞぉ~。

岩ちゃんさん:
土曜から行きましょうよ。(^_^)

確か06〜08年の伊藤園は雨でしたね!明日はスタッドレス履いて初めての観戦ですがどうしようか迷い中です富士通で見事に浮気見つかったので正直あわせる顔がないんですよね

ごるごるさん:
 私も、2日目どうしようか困ってます。

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