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2009年10月 6日 (火)

いよいよSANKYOレディース!!

 今年もSANKYOレディースの季節がやってきました。会場は、もちろん、”赤城カントリー倶楽部”です。

 私にとっても慣れ親しんだコースで、メンバーズボードにも、私の名前があります。まだハンデを取得していないので、一番下の列ですが....。
 ちなみに、メンバーといっても、このコースは、パブリックなので、正規会員ではなく、”赤城友の会”という3年間で3万円のフレンドシップ会員です。

20091005225510

 さて、今年で10回目を迎えるSANKYOレディース開催に先立ち、会場となる”赤城カントリー倶楽部”について、コースの概要を、昨年のパンフレットに掲載されている茂木プロのコメントを加味して、私なりに事前レポートしたいと思います。

 この記事を読んでいる方で、観戦を予定されている方は、観戦の際に、参考にしてみて頂ければと思います。
 尚、距離は、昨年の距離ですので、変更になる場合があります。
 また、ホール難易度は、2007年のホール別難易度を示しており、HCは、通常営業日において、スコアカードに表示されているハンディキャップを示しています。

[全体概要]
 平成6年5月に開場。毒島邦雄氏設計、杉原輝雄プロの監修により戦略性の高い丘陵コースとなっています。所属プロは、武藤俊憲プロと茂木宏美プロ。
 どちらかというと、左が怖いホールが多いのが特徴です。
 今年は、あまりフェアウェイは絞らずに、FWの芝の長さを例年例年よりも短く(13mm→10mm)するようです。
 観戦する側としては、すり鉢状のホールが多いため、土手の上から見下ろす形となり、比較的カップ位置が見やすいコースです。グリーンから土手までの距離のあるホールも多いので、双眼鏡などがあると便利です。私個人的には、観戦するコースとしては、好きなコースです。
 3番から4番(戻りは、7番から8番)ホールへの移動は、歩いて橋を渡らなければならないため、4~7番ホールは、ギャラリーの数が少なくなります。
 従業員用の駐車場がギャラリープラザとなり、1番ホールやクラブハウス、練習グリーンなどからは遠くなります。逆に、ギャラリープラザや10番ティーからは、ドライビングレンジが近いのですが、ドライビングレンジが120Yくらいしかないのがちょっと残念です。最初に、土地が買収できなかったとか.....。
 以前は、ハエの多いギャラプラでしたが、近所の養鶏所がなくなったりなどで、ハエの数は減ったようです。
 雨が降ると寒いので、特に天気の良くない日は、長袖セーターやウィンドブレーカーが必要です。

[No.1] 390Y/Par4 (難易度:7、HC:3)
 数字だけ見ると距離がありますが、なだらかな打ち下ろしのため、2打目の残り距離は、エッジまで130y前後になります。
 グリーンがおまんじゅう型なので、オーバーすると厄介です。確実に手前から攻めて、パー以下でスタートを切りたいホールです。

[No.2] 154Y/Par3 (難易度:17、HC:15)
 ショートホールの中で、最も難易度が低いので、バーディーが欲しいホールです。
 グリーンの左側がOBなので、引っかけは禁物です。グリーンが縦長なので、距離と方向性が求められます。風の強弱にも、注意が必要なようです。

[No.3] 493Y/Par5 (難易度:18、HC:9)
 プロにとっては、このコースの中で、最も難易度の低いホールなので、2番ホールに引き続き、バーディーが欲しいホールです。
 但し、左側がOB、右には木とバンカーが利いており、戦略性の高いホールでもあります。フェアウェイが左に下がっているので、ティーショットは、FW右半分を狙いたいところです。
 アンジュレーションはありますが、アップダウンは少ないので、2打目を確実にフェアウェイに置きたいところです。

<インターバル①>
 4番ホールに向かうために、橋を渡ります。選手たちは、カートで移動しますが、ギャラリーは、歩かなければならないので、たいへんです。
 7番から8番に移動する際に、再度、この橋を渡ります。

[No.4] 355Y/Par4 (難易度:10、HC:13)
 打ち下ろしのティーショットは、右側に池があり、通常営業日はOBですが、トーナメントでは、ウォーターハザードとなります。そして、ティーは、右を誘うように設置されているので、(プロは問題ないと思いますが)アマチュアゴルファーは、池に入れる方が多いようです。
 左側もOBですが、左の方が比較的広いので、FWセンターか、やや左よりが無難です。但し、飛距離のある選手は、突き抜ける恐れがあるので、フェアウェイウッドなどで打つ選手が多いかと思います。
 2打目から打ち上げになりますが、グリーン左側は、OBが浅く、ガードバンカーも利いており、グリーンのアンジュレーションもあります。2段グリーンなので、距離をしっかりと合わせる必要があり、奥からのアプローチは難しいです。

[No.5] 397Y/Par4 (難易度:6、HC:1)
 フェアウェイは広めですが、距離のある打ち上げのホールです。左側のクロスバンカーは、ちょうどティーショットの落下地点なので、FW真ん中から右側が狙い目です。
 通常営業日のHCが1なのは、通常日の距離が、432yあるためです。

[No.6] 403Y/Par4 (難易度:3、HC:7)
 5番ホールによく似てますが、更に距離の長い(赤城CC最長のミドル)打ち上げのホールで、3番目に難易度の高いホールです。セカンドの距離が残る上に、グリーンも縦長なので、パーセーブのホールです。
 通常の営業日は、5番よりもやや短い距離になります。

[No.7] 555Y/Par5 (難易度:13、HC:11)
 ※フィーバー賞(77.7万円)ホール
 初日/2日目のいずれかと、3日目にバーディーを取ると、フィーバー賞となります。
 ちなみに、私が最も嫌いなホールですが、ウッドが曲がらない女子プロには、さほど難しくなさそうです。
 比較的狭いフェアウェイ、右に林、左側がずっとOBで、特にティーショットを引っかけると、OBになりやすいホールです。右に軽くドッグレッグしており、2打目は、打ち下ろしになります。左のOBゾーンも気になります。グリーン手前には池があり、2打目は、池の手前に刻む形になります。3打目の残り距離は、エッジまで100y強ほどですので、フェアウェイをキープし、バーディーを取りたいホールです。

<インターバル①(再)>
 再び、3番の後に渡った橋を渡ります。急がないと、ティーショットに間に合わないので、注意です。

[No.8] 172Y/Par3 (難易度:15、HC:17)
 2番ホールに似ていますが、2番よりも少し距離があります。
 風が読みにくいようですが、ホール難易度は低いので、確実にパー以内で上がりたいホールです。グリーン左側にはOBゾーンもありますが、大きく曲がらなければ、大丈夫だと思います。通常営業日は、最もホールインワンが期待されるホールのようです。

[No.9] 370Y/Par4 (難易度:2、HC:5)
 2005年までは、4年連続難易度No.1ホールでしたが、昨年からティーが一つ前になり、距離が21Y短くなりました。それでも2番目に難しいと言われるホールです。
 逆に、グリーン手前の池が近くなったことで、池まで届かないクラブを選択する必要があります。FWは、若干下っているので、ランの計算も注意が必要です。
 右側がOBですが、ティーショットは、右寄りに置いた方が、セカンドショットで、グリーンをやや広く使うことができます。グリーン右手前と左奥にはバンカーがあり、入れると、ノーチャンスなので、避けたいところです。また、グリーン手前は、ツルツルに刈り込まれているので、エッジぎりぎりに落とすと、手前の池に転がり落ちる危険性が高く、少々突っ込んでいく必要があります。

<インターバル②>
 クラブハウスの前を横切って、トンネルをくぐり、坂道を上ると、左手に18番グリーン&ギャラリースタンドがあります。更に、下っていくと、10番ホールにたどり着きます。少し、距離がありますので、ハーフターンで待ち時間のない最終日は、ちょっと大変です。予選ラウンドでは、10番ティーの先にギャラプラがあるので、ちょうどいい昼休みになります。

[No.10] 344Y/Par4 (難易度:14、HC:10)
 打ち上げ左ドッグレッグのミドルホール。右はOBゾーンなので、距離が短い分だけ、特に飛距離のある選手は、突き抜け注意です。
 ティショットがフェアウェイセンターからやや左サイドに落とせれば、残り距離が短くなります。昨年までは、左サイドのラフが広くなっていましたが、今年は、通常営業日通りのようです。ホール難易度も低いので、バーディーが欲しいホールです。

[No.11] 376Y/Par4 (難易度:4、HC:4)
 右がOB左が林で、2打目から打ち上げになるミドルホール。メイン/サブグリーンとも砲台グリーンで、右側に落とすとグリーン面が見えなくなるので、外すならサブグリーンとの間になります。ピン位置が右側の時に、選手がピンを狙っていくかどうかが見モノだそうです。

[No.12] 168Y/Par3 (難易度:8、HC:4)
 打ち下ろしのショートホール。風の影響を受けやすく、風を読み切れるかどうかがポイントのようです。
 大きく引っかけると、林の中を転がり、11番ホールまで落ちていくこともあるので、引っかけは禁物です。

<インターバル③>
 少し長めの上り坂があり、選手たちはリフトを上がりますが、ギャラリーは、カート道を歩かなければいけないため、ティーショットに間に合うためには、”猛烈ダッシュ”が必要です。多くのギャラリーは、途中から、左の通路を通って、セカンド地点にショートカットするようです。

[No13] 526Y/Par5 (難易度:11、HC:8)
 赤城CCで最も景色のいいホール。晴れた日には、フェアウェイ方向に赤城山がキレイに見えます。ティーから右手には、ロッジ”欅”が見えます。
 昨年から、240Y地点にラフができました。
 300y地点あたりから打ち下ろしになり、バンカー以外の障害物はないので、バーディーを狙って行きたいホールです。

[No.14] 388Y/Par4 (難易度:9、HC:2)
 バーディーも出ますが、ボギーも多いホールです。打ち下ろしで、ティーグラウンドからセカンド地点が見えないため、落としどころが難しく、FW右にはバンカーもあるため、確実にFW真ん中に落としたいホールです。
 セカンド地点は、左足下がりのつま先下がりになるため、精度が要求されます。左の土手に当たると、グリーン方向にキックされますが、トーナメントでは、グリーンが速いので、なかなかいい位置には付かなそうです。右に外すと、サブグリーンで、メイングリーンが砲台になるので、難しいアプローチが残ります。
 グリーンは、2段グリーンで、ピンが手前に切られている場合は、バーディーが欲しいところですが、上の段に切られると、さらにショットの精度が要求されるようになります。特に、奥に外すと、奥からのアプローチは、かなり速いので、パーセーブが難しくなります。
 一昨年のホール難易度は11ですが、アマチュアのハンディキャップは4という難しいホールです。

[No.15] 319Y/Par4 (難易度:1、HC:14)
 赤城CCで最も短いミドルホールですが、コースを知り尽くしている茂木プロが、”最も難しいホール”というミドルホールです。
 しかも、このホールは、通常営業日でいうサブグリーンを採用しています。たとえ短くても、平坦でも、”コースはいくらでも難しくできる”という典型的な例です。
 距離が短く、右に軽いドッグレッグなので、ティーショットが左に出ると突き抜けてしまいます。そして、グリーンが右から左に非常に速く、難しいアンジュレーションがあります。距離も短く、ティーショットを絶対にフェアウェイに置きたいため、フェアウェイウッドでティーショットを打つ選手が多いようです。そして昨年から、200Y地点あたりに、ラフが作られました。
 グリーン奥に外すと、奥からも速いので、パーセーブが困難になりますし、左のサブグリーン(通常営業日はメイングリーン)に落とすと、砲台グリーンへのアプローチとなり、ダブルボギーの危険性もあります。

[No.16] 155Y/Par3 (難易度:12、HC:18)
 ※ホールインワン賞対象ホール
 池越えのショートホールですが、プロのレベルでは、池は殆ど関係ありません。
 2段グリーンなので、同じ面に落とせるかどうかがポイントです。奥からのアプローチは速いので、奥にこぼすことは避けたいところです。

[No.17] 383Y/Par4 (難易度:5、HC:6)
 落ち下ろしで、最後のミドルホール。右のラフに入れると難しくなるので、比較的広めのFW真ん中から左目がティーショットの狙い目です。クロスバンカーがFW両サイドにあるので、注意が必要です。
 そして、最も気をつけなければいけないのが、2打目です。打ち下ろしの割に、グリーンはあまり受けていないのが特徴です。左に引っかけると、林の中を転がり、18番ティー付近まで落ちていき、パーセーブが難しいどころか、ダブルボギーもあります。昨年2日目には、佐藤靖子プロなどの他、コースを知り尽くした茂木プロまでもが左に落とし、ダブルボギーとなっています。

[No.18] 505Y/Par5 (難易度:16、HC:12)
 運命の最終ロングホール。これまでも、数々のドラマを生み出しています。難易度は低いように見えますが、バーディーも出る割りには、ボギーやダブルボギーも続出しています。
 特に、セカンドショットでFWを外すと、パーセーブも難しくなります。9番ホール同様に、グリーン手前ギリギリに落ちたボールは、手前の池に転がり落ちる傾向にあります。昨年の古閑プロや、一昨年の上田桃子プロがそうでした。
 昨年は、フェアウェイを絞ってましたが、今年は、あまり絞ってなさそうです。
 また、グリーンが速いので、ラフからのショットは、グリーンをオーバーすることが多く、グリーンは池に向かって速いので、奥からのアプローチも難しくなります。

 終盤に難しいグリーンが続くため、毎年、最後の最後まで、もつれる傾向にあります。果たして、今回は、どのようなドラマが生まれるのでしょうか.....。

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コメント

詳しいコース説明ありがとうございます。読みながら、楽しくプレーした時を思い出したり、今週のドラマを想像したりしちゃいました。いよいよですね!!ドキドキワクワク。台風が早く抜けるように祈りながら、週末を楽しみに待ちたいです。

今回のブログ、大作だねぇ~
日曜日はラウンドなんだけど、茂木Pの調子もよさそうなので、土曜日に観戦に行こうかなぁ~

takeさん、岩ちゃんさん:
 構想1ヶ月、製作1週間っす。(^_^)
 ちなみに、15番は、右ドッグレッグの書き間違えなので、修正しました。
 あれ?日曜日にラウンドの方がいるんですか?そりゃ、ダメでしょう!赤城に行かないと!!

インターバル③とか熟知し過ぎっすよ♪
去年の最終日8番で茂木プロがボギーになってしまった時、左手で左足を叩いて凄く悔しそうにされて
いたまっち~さんが思い出されます。私は天を仰ぎました。あれから1年、早いっすね。

ごるごるさん:
 去年の8番のボギーは、あまりにも痛かったです。計算外でしたし、崩れかけていた若林Pが、あれで立ち直ってしまいましたから。

地元開催の唯一のトーナメント楽しみです。土、日観戦します、そして月曜日は赤城カントリーでラウンドです。

やっぱり、15番は右ドックだったのね。左??そうだったかなぁ~って思っていました。

で、前売り券を購入しました。土曜日、観戦に行きます。

マスターさん:
 私も群馬はお隣なので、ベルーナがなくなっちゃったのが、残念です。
 私も、ガッツリいきたいと思います。

岩ちゃんさん:
 左ドッグレッグで、左には突き抜けないですね。(^_^;)
 あれ?日曜日は???
 


さっきマッサージしてもらってきたYO!
女の子の部屋に入った瞬間ズボン脱がされてビビったわwwww

ロ ー シ ョ ン → 手 コ キ → 足 コ キ → フ ェ ラ 抜 き

おいおいプロかよwwwwって言いたくなるくらいスムーズでワロタw
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