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2009年10月16日 (金)

富士通レディース2009・初日

20091016162454 

 先週は、ホームコース。今週は、ホストギャラリー(?)です。

 昨年は、仕事で観戦を断念、今年は、日曜日が仕事になってしまったので、会社を休んで初日を観戦することにしました。

 先週の赤城もそうでしたが、今週の東急セブンハンドレッドクラブも、例年よりラフが短そうでした。赤城では、天候不順で芝が伸びなかったようですが、こちらも同じ理由のようです。戸張捷さんのホームページでも紹介されているようです。
→ http://shotobari.cocolog-nifty.com/golf/2009/10/post-8590.html

 そして、やはりラフの代わりの対策は....やはり、グリーンでした。立ち話を盗み聞き(?)したところによると、11.5フィートのところもあるとか。戸張さんのHPでは、コンパクション23くらいと紹介されてますが、ボールの落ちる音が堅く、ボールマークも付きにくい状態でした。
 ただ、そこはさすがにプロで、速いだけでは、上位の選手は動じないようです。先週の赤城も11.5フィートでしたが、初日のスコアを見る限り、やはり、グリーンそのものの難しさが違うようです。
 そして、このコースの特徴は、軽いドッグレッグのホール、なだらかな打ち上げ/打ち下ろしが多く、グリーン周りにバンカーが多いのが特徴です。

 今週は、ニチレイ以来になりますが、赤堀奈々プロに、1ラウンド通して付いてみました。INスタートながら、同じ組には、表純子プロと西塚美希世プロ。それぞれ2勝している実力者でありながら、INスタートというのも、現在の女子ゴルフ界の層の厚さを物語っています。
 今日の赤堀Pは、ティーショットが抜群に安定してました。3人の中でも、フェアウェイキープ率は、ダントツに高く、飛距離も220~230Y出ており、西塚Pよりも飛んでいました。

 詳細は、以下の通りです。
 <スコアの凡例>
 -:パー,○:バーディ,△:ボギー,
 □:ダブルボギー,■:トリプルボギー
 ( )内の数字は,グリーン上でのパット数です。カラーからのパットは含んでおりません。
 また、残り距離は、特に指定のない限り、フロントエッジまでの距離を表しており、グリーン上の距離は、目測なので、本来の距離とは異なる場合があります。

[No.10 533Y/Par5]-(2)
 スタートの1番ホールと平行に並んでいる、なだらかな打ち下ろしのロングホール。1番ホールに似ているため、記憶が曖昧になりがちです。

 ティーショット、2打目ともフェアウェイセンターを捕らえ、3打目をピン手前4m前後につけますが、スライスに読んだパットは殆ど真っ直ぐでバーディーならず。

[No.11 405Y/Par4]-(1)
 セカンド地点が見えない右ドッグレッグのミドルホール。セカンド地点から、軽い打ち上げ。ピンはせり出したバンカーを越えたところにあり、落としどころがかなり狭くなります。

 フェアウェイセンター(残り135Y)からの2打目は、堅いグリーンに止まらずにグリーン奥のカラーにこぼれました。
 奥から8mほどの距離をパターで寄せて、ナイスタッチ。

[No.12 402Y/Par4]-(2)
 左ドッグレッグで、距離の長いミドルホール。ティーの横からは、セカンド地点が見えないため、ギャラリーは、セカンド地点に先行するのがベター。

 フェアウェイセンターからの2打目(残り120~130Y)は、ピンの右10数メートルへ2オン。
 軽い下りのフックラインは、3mほどオーバーしましたが、返しのパットをしっかりと打って、真ん中から沈めてナイスパー。

[No.13 160Y/Par3]-(2) 
 池越えですが、プレーには影響なし。但し、グリーン周りが、バンカーだらけのショートホール。

 左奥に切られたピンに対し、ピン右18mへオン。
 長いバーディーパットは、カップ手前10cmにナイスタッチ!

[No.14 381Y/Par4]-(1)
 セカンド地点にグラスバンカーが二つ並んでますが、200Yで越えることができます。ただ、セカンドの落とし場所は狭くなっているため、フェアウェイキープできるかがカギ。セカンド地点からは、軽い打ち上げとなりますが、他のホールに比べて、バンカーがないのが特徴的です。

 グラスバンカーを越えて、狭いフェアウェイを見事にキープ(残り130Y弱)したが、2打目がピンの手前に落とすも止まらずにグリーン奥へ。
 奥からのアプローチは、50cmオーバーして止まり、ナイスパー!

[No.15 374Y/Par4]-(2)
 セカンド地点から打ち上げとなるミドルホール。グリーン前後にはバンカーがあるため、そこは避けたいところ。

 フェアアウェイ左サイド(残り126Y)からのショットは、ピン筋に飛んでいったが、手前から止まらずに、ピン奥4~5mでナイスオン。
 下りのバーディーパットは、30cmほどショート。バーディー逃しのパー。

[No.16 515Y/Par5]-(2)
 なだらかな打ち上げのロングホール。3打目地点が、右に下がっているため、2打目のフェアウェイキープが難しい。

 フィニッシュがしっかり決まった2打目でしたが、傾斜したフェアウェイに流されて、右ラフへ。残り63Y。
 3打目は、グリーンで止まらず、グリーン奥のエッジへ。
 奥から4~5mをパターで狙うも1mほどオーバー。

[No.17 186Y/Par3]-(2)
 距離が長い上に、手前も奥もバンカーで、確実にグリーンに落としたいホール。

 フェアウェイウッドでのティーショットは、ピン手前8~9mへナイスオン。
 バーディーパットは、切れずにカップ右を通過し、30~40cmオーバー。

[No.18 374Y/Par4]△(2)
 東急セブンハンドレッドの名物ホール。セカンド地点は、真ん中からは、左に傾斜しているため、ティーショットは、フェアウェイ右に落とすことが絶対条件。そして、一昨年から改修されたグリーン左手前のバンカーは、名ドラマを演出してきた最大の名物バンカー。

 ドライバーが、この日初めてのミスショットで、直接左のラフへ。残り139Y。
 2打目は、ショートし、グリーン手前のバンカーと花道の間のラフへ。
 アプローチは、突っ込みすぎて、奥のカラーへ。返しのパットがショートし、ボギー。

 安定したティーショットでしたが、なかなかバーディーが出ず、先にボギーが来てしまいました。何となく、先週他の選手で、同じような光景を見たような.....。イヤな予感です。

[No.1 542Y/Par5]-(2)
 10番ホールと殆ど同じですが、3打目地点のラフにバンカーがあります。
 
 フェアウェイ右からの2打目は、少し深く入りすぎたか、やや右に出てバンカー手前のラフへ。残り120Y強。
 3打目は、グリーンのセンター、ピン右8~9mへナイスオン。
 バーディーパットは、軽いフックライン、10cmほどショート。

[No.2 377Y/Par4] ○(1)
 打ち上げ、左ドッグレックのミドルホール。曲がり角が開けているため、飛距離によって、狙い目が変わる。200~240Yくらいの選手は、前方のクロスバンカーと残り100Yのヤーデージ木の中間くらいが狙い目(たぶん)。

 狙い目に対して、完ぺきなティーショットから、グリーンのセンターまで130Yくらいの位置から、ピン手前4~5mへナイスオン。
 上りでほぼ真っ直ぐのライン、途中でボールが跳ね上がったが、カップ真ん中なら入って、ナイスバーディー!イーブンに戻しました。

[No.3 391Y/Par4]-(2)
 右ドッグレッグの平坦なミドルホール。グリーンの左右にバンカーがあり、特に左は、2つあるため、正確なセカンドショットが要求される。

 フェアウェイ中央からピン奥3~4mにつけるも、スライスと呼んだラインが、曲がらずにバーディーならず。

[No.4 164Y/Par3]-(1)
 手前左右に2つ、奥に横長のバンカーが一つあるショートホール。奥とピンに遠い側のバンカーだけは避けたい。

 2組待ち。そして2時間の睡眠時間がたたり、睡魔に襲われました。
 1つ前の組の金田久美子プロがパッティング中、耐えられなくなり、気付くと、ティーショットが終わってました。グリーン上には、ボールが2個。
 で、赤堀プロのボールは....?ピン手前のバンカーに捕まり、今日初めてのバンカーショット。
 ピン手前1mにナイスアウト!そして、ナイスパーセーブ。

[No.5 363Y/Par4]-(1)
 平坦でストレートなミドルホール。但し、グリーン周りには、多数のバンカーがあり、逃げ道無し。

 完ぺきなティーショットは、飛距離約230Y。以前よりも、アドレスでの前傾が深くなったように感じますが、飛距離アップはそのせい?ボールも、伸びていく感じがします。
 ちょっと捕まらなかったか、ボールはやや右に出て、ピン右手前のバンカーへ。一難去ってまた一難。
 ピン右サイド1.5mへナイスアウト!連続“砂1”のナイスパーセーブ!

[No.6 390Y/Par4]△(2)
 フェアウェイが左右に2段になっており、右側が平坦なため、狙い目。
 ピンも左側の狭いところに切られており、グリーン右からは、難しいパットが残るため、今日、最も難しいホールに感じました。

 ティーショットは、220Yほど飛んで、フェアウェイ右へベストポジション。残り141Y。
 2打目は、やや左に出て、グリーンそばから、ラフへすっぽり。
 ピンチエンドランで、カラーに落としたが、止まらずに4~5mオーバー。赤堀プロ得意のロブを使っても良かったか....。

[No.7 500Y/Par5]-(2)
 1打目は平坦。セカンド地点から打ち下ろしになるが、飛距離のある選手は、ティーショットで、下ってしまうため、2オンのチャンス。

 右のファーストカットからのセカンドショットは、左のラフへ。グリーンセンターまで、90Y程度。
 3打目は、ピン手前12~13mへ。長いバーディーパットは、1.5~2mオーバー。返しをしっかりと沈めて、パー。

[No.8 175Y/Par3]-(2)
 初日のプレーイングディスタンスは、172Y。風はフォロー。
 とにかく、バンカーだらけ。手前の方にあるプレーに関係ないバンカーも、その存在により、なんとなく“バンカーの数が多い”という印象が強烈になります。

 ピンの右サイド13~14mにオンし、長いバーディーパットは、ナイスタッチでパー。

[No.9 356Y/Par4]-(1)
 なだらかな打ち上げのミドルホール。グリーンまわりは、バンカーが多いので、フェアウェイをキープし、ピンをデッドに狙ってきたい。

 初めてティーショットで、右手を放しました。ボールは、大きく右へ出て、右ラフへ。ボールは半分浮いており、残り144Y。
 2打目は、グリーン手前のバンカーと花道の間のラフへ止まるも、ナイスアプローチで、ナイスパー。

 結局、1バーディー、2ボギーで、+1でした。ショートゲームがねばり強く、ナイスラウンドでした。特に、ティーショットとショートパットは、安定感がありました。
 明日も現地応援したいと思います。

 ラウンド後、今日は平日ということもあり、いろんな選手からサインをいただきました。

 まずは、赤堀プロから、土気駅で配っていたレジャークッションに、サインをいただきました。白ペンで書いてもらったら、インクがよくでなくて、上からなぞって、2回書いてくださいました。優しいっす。

 次に、クラブハウス前で、てきとうに並んでたら、古閑プロのサイン会が始まり、2回ほどロープで切られたんですが、古閑プロのご好意で「もうちょっと大丈夫ですよ」と、続けてくださったおかげで、戴くことができました。

 で、帰ろうかと思ったその時、スタッフの方から「これより、宮里藍選手のサイン会を始めますので、私を先頭に並んでくださ~い。」との声が至近距離でかかったので、「しめしめ。」とばかりに、並んでしまいました。
 驚いたのは、宮里藍プロの人柄です。小走りに到着後、笑顔で「お待たせしました」と軽く会釈し、サイン会が始まったのですが、一人一人に対して、しっかりと相手の目を見て「有り難うございました」と笑顔で手渡していました。
 あれだけの人気があって、あの対応には、ちょっと感動しました。

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コメント

はじめまして。こんばんわ。
初書き込みの たま と言います。

私も宅島プロに1ラウンド通して観戦しました。
今年から観戦し始めた初心者です。

終了後すぐに宮里プロを5Hほど観戦。16Hの
ティーイングラウンドでちょっとしたハプニング
がありました。

今回は櫻井P、古閑P、宮里P、諸見里Pに
サインを頂きました。

宮里プロにサインを頂いた時16Hの出来事を
話したら「全然気付かず、後から聞いた」と
言っていました。確かに2打目に向かっている
途中でキャディー(ミック?)と話してました。

目の前で見たのは初めてでしたが、長打の列に
関わらず、とても素敵な対応と笑顔でした。

ところで不躾な質問ですが、以前シーズンオフに
アコーディアプロアマのコメントを拝見しました。
宅島プロもアコーディア所属で気になりました。
一般の方がラウンド出来るのでしょうか?

たまさん:
 書き込み有り難うございます。
 プロアマにつきましては、アコーディアのL-Styleのイベント情報に掲載されています。平日なのと、ちょっと値段が高いですが、一般の方が参加できます。
  ↓
http://www.lstyle-accordiagolf.com/event.html

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