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2009年6月 1日 (月)

2009廣済堂レディース・番外編

 今回の廣済堂レディースカップ、いろいろと書きたいことがありました。

[初日]

 古閑プロが、手首の故障で欠場。中心となる選手の一人ですから、大事に至らなければいいのですが...。

 久しぶりに三井美智子プロをレギュラーツアーで観戦。川奈は雨でレインハットを被るなど、顔が殆ど見えませんでしたが、この日は、雨も大したことがなく、下はレインウェアながら、上は、フツーのウェア。しかも、珍しくオレンジ色。
 一つ言えることは、やはり三井プロには、レギュラーツアーで戦う選手のオーラがあります。早く復活して欲しいです。

 4番ロングホールで、グリーン奥に門があります。突然、門の外に一般車らしき小型乗用車が駐車したかと思うと、3人の家族連れ(両親+子供1人)が車から降り、そのまま門を通り、コース内へ入ってきました。これは、もぐり???

 今回の記事のメインになりますが、6番ロングホールで、悲しい事件が勃発しました。大きく左に曲がるロングホールで、左側はラフがきつく、2打目で距離が稼げないため、右側を狙いたいレイアウトになっていますが、右側には、カートパスがあり、その奥はOBゾーンとなっています。 しかし、左側は避けたいため、FW右側を狙う選手が多いため、OBを打つ選手も多い状況です。
 そして、最大のポイントは、この大会のローカルルールでした。カートパス内側には、白線が引いてある箇所があり、修理地のようですが、”カートパス扱い”となっています。

 最初の犠牲者(?)となったのが、日下部智子プロだったようです。
 聞くところによると、カートパスに落ちたボールをドロップしたのですが、そこが白線の内側で、無線で確認を取ったそうです。「白線内は打っていいのでしょうか?」くらいの感じで。「白線内に落ちたボールはそのまま打っていい」という感じの回答だったようですが、カートパス扱いなので、落ちたボールはそのまま打っていいのですが、ドロップしたボールは、打ったらペナルティーになります。
 そんなわけで、そのままプレーしてしまい、誤所からのプレーで2打罰のところ、そのままスコアカードを提出してしまったので、過少申告で失格となってしまいました。日下部プロのブログによると、夕練の時に、失格を告げられたそうです。おそらく、-1くらいで回ってましたから、今年、出場試合が限られている日下部プロにとっては、とても痛い失格となってしまいました。
 他にも、何名かの選手が同じ状況で、ホールアウトしたのですが、この件がったためか、ホールアウト後に、確認作業が行われ、そこで、スコアを修正したために、失格にならずに済んだようです。
 過去にも、このような盲点のようなルールでの悲劇が何度かありました。2年前の選手権での大場プロの失格も、途中棄権した大塚プロからマーカーが浅間プロに代わって起きた事故でした。男子でも、数年前の日本オープンで、汚れたボールを拭いてプレーしていいかどうかがPGAとJGTOでルールが違うことにより、事故が発生し、尾崎直道プロ・丸山大輔プロ・深堀プロの3選手が共に失格という結果になりました。失格の前に、もう1クッション、確認作業ができないものでしょうか?ルールは大切ですが、ファンもギャラリーも、失格なんて望んでませんから。

 ちなみに、このホール、2日目は、競技員が付くようになりました。

[2日目]

 三井プロのスタートホールだけ観戦。ピンクのウェアが映えてました。
 同じ組の高又順プロが、いきなりティーショットをミス。気炎の悪いときの高又順プロは、怖いらしいですが、三井プロと顔を合わせた後、意外と柔らかい表情に....。三井プロは、同伴プレーヤーにとっても、癒しになってる感じがします。

 4番ホールのセカンド地点からサード地点に向かうあたりで、下の方に15番ホールが見えます。
 15番グリーンでプレー中、平尾プロがパーパットを打つ瞬間、頭上の4番ホールを歩くギャラリーから大きなくしゃみが.....幸い、ボールはカップインし、平尾プロは大きく胸をなで下ろすポーズを見せながら、笑顔を見せました。ほんと、入って良かったです。

 16番セカンド地点で、雨が降り出しました。最終日の放送でも、最終組が、ここで本格的な雨に遭遇。ここだけ、降るんでしょうか???

 3番ショートホールで、グリーンサイドに梅の木がありました。ここで、1匹のオヤジが、傘で梅盗りを始めました。プレー中でもお構いなしに。しかも、ブツブツつぶやきながら。声が、グリーンに届くので、注意すると、「ん?....聞こえねえよ!」お話しになりません。どつきたいところでしたが、もめ事になると選手に迷惑がかかるので、どうすることもできずでした。

 再び4番ロングホール。セカンド地点からサード地点に向かう途中、先ほどの逆パターンなので、下の15番グリーンを注意しながら移動したところ、グリーンそばでアプローチを打とうとしていたので、足を止めて待つことにしました。が、これがなかなか打たない。一度アドレスをほどき、なにやら、グリーンの下の16番ホールを気にした後、またアドレスに入りましたが、打つまでが長い。やっと打ちましたが、「誰だ一体?」と思ってよく見ると、金田久美子プロでした。
 前の週の中京BSで、あるギャラリーの証言がありました。一緒に回っていたプロが、他の選手に金田プロのプレーの遅さをぼやいていたそうです。「セカンドショットに5分もかける人、初めてだよ。」とか。
 今年、2度も遅延行為によるペナルティーを受けた金田プロですが、まだまだ改善されないようです。他にも、T.ダーディンプロや、上田桃子プロなどプレーの遅い選手がたくさんいますが、もっと厳しくてもいいような気がします。

 9番ミドルホール。奇跡の予選通過をかけた大事なバーディーパットを前に、ラインを読む茂木プロ。そこで、グリーン奥にいたギャラリーのおばちゃんが、携帯電話がなったらしく(マナーモードにはしていたようです)、林の中へ移動しました。そして、その後、電話で会話を始めました。声は、思いっきりグリーンへ届き、プレーが中断。キャディさんから指を刺されるも気付かず。ギャラリーからも「おいっ!」をしかりつけられるも、切るまでに時間がかかり、とんだ迷惑でした。
 コース内での携帯電話は禁止されています。しかも、なぜ、電話が鳴ると、かかってきた電話に、必ず出るんでしょうか?かかってきて、慌てて電話を切った姿は、見たことがありません。常識のない人間は、どこまでも常識がないということでしょうか?

 廣済堂は、長い歴史がありますが、この大会をスキップするシード選手が多いようです。中には、2年置きにスキップしている選手もいるようです。
 選手にとっては、非常にプレーしにくいコースだと思います。アップダウンが激しいばかりか、ホール間が近いので、ギャラリーの声援が隣りホールに届いてしまいます。我々も、注意しながら応援はしてますが、いざスーパーショットが飛び出したりすると、隣りのティーグラウンドを忘れて、声を出してしまうこともあります。観戦慣れした我々でさえあるのですから、ほとんどのギャラリーは、やってしまいます。しかも、前述のように、何故かギャラリーの質も良くない印象があります。
 また、すぐ近くに一般道路が走っているホールがたくさんあり、突然のタイヤの音で、アドレスをほどく場面も見られます。
 このような悪条件も、シード選手がこの大会をスキップする要因かも知れません。

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コメント

どうも、初書き込みです
大洗にボランティアで行っていたのですが、やっぱり携帯電話は多いです。何で話す必要があるのかも不思議ですが、静かにしなければいけない時もあるゴルフ観戦でマナーモードにしていないのはちょっとねぇ~、最低でもマナーモードにしてほしいと思いますね

岩ちゃんさん:
 書き込み有り難うございます。
 ボラお疲れ様でした。男子プロでも多いですか?男子は、ギャラリーも玄人が多いイメージがあるので、殆どいないのかなと思ってましたが、ゴルファーとして残念な気がします。

この記事へのコメントは終了しました。

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