2009廣済堂レディース・2日目
ん~~~~~~、残念!!(/_;) あと1打足りませんでした。まさかカットラインが、+1までとは思いませんでした。今日の茂木プロは、7バーディ、3ボギーで-4のナイスラウンドでした。おそらく、開幕戦・ダイキンの2日目以来の好スコアでしたが、初日の+6が響いての予選落ちでした。
調べてみたところ、関東での予選落ちは、2003年の伊藤園レディース以来のようです。(間違ってたら、すみません) 近いところでは、2004年の軽井沢があるようですが....。
今回で、28回目を迎える廣済堂レディースですが、このところ会場が様変わりしてます。
一昨年から、18番ホール名物の椎の木が、老朽化のためか隅に追いやられ、代わりに楠の木が立ちました。そして、何と言っても昨年から、高麗だったメイングリーンが、ベントに張り替えられました。聞くによると、ベントに変わったものの、所々に高麗が混ざっており、グリーンが微妙に遅かったり、芝目があったり、少しクセのある転がりをするようです。
心配された天気の方も、小雨程度で、これがグリーンを止まりやすくしたのが、選手全体がスコアを崩さなかった原因でしょうか?
初日の様子を、見ていた方に聞いてみたところ、このところ課題とされていたアプローチ&パットが、寄らず、入らず立ったようです。
終了後は、我々ギャラリーは、ガックリでしたが、少し立って考えてみると、7バーディーとか-4とか考えると、凄いスコアでした。-4は、20位以内の選手を除くと、斉藤裕子プロと馬場由美子プロの2選手だけですし、7バーディーは、首位の横峯さくらプロについで2番目ですから。
自称・守護神の力は及びませんでした。きっと他に疫病神がいたのでしょう。(なんちって)
そんなわけで、少し悔しいですが、軽くふり返ってみたいと思います。今日は、岡田伊津美プロが棄権したため、平尾奈生子プロとのツーサムでした。
[スタート~10番/グリーン手前の木が曲者、砲台グリーンのミドルホール]
ティーショットを右の林の中に打ち込み、出すだけで、ボギー発進。2つか3つは伸ばしたいだけに、あまりに痛いスタートでした。
この後、11番でフェアウェイをキープし、バーディー逃しでパートすると、「ナイスショット」「ナイスオン」「ナイスパー」のかけ声に、なんとなくエンジンがかかってきたような様子でした。
[12番/打ち上げのミドルホール]
ピンそばにつけると、先に平尾プロが長いバーディーパットを沈めました。
ちょっとイヤな流れでしたが、キャディさんと慎重にラインを読み、しっかりとバーディーを奪いました。反撃開始です。
今日は、キャディさんとのやりとりが、ギャラリーの耳に届いており、グリーン上の緊張感まで伝わってくるようでした。
[13番/平坦で短いミドルホール]
FWとラフの境目で止まった状態からの2ndショットは、ピンそばにピタリとつけて、楽々バーディー! いよいよノってきました。
[14番/本来TV中継開始となるロングホール]
2ndショットが飛びすぎて、右手前のラフまでいってしまいましたが、ピン手前にピタリと止まるスーパーショットで、3連続バーディー!アイアンが切れまくってます。
[16番/廣済堂最難関、トーナメントでも有数の難易度と思われる打ち下ろしミドルホール]
重要なティーショットが、左のラフへ。ボールが浮いているのが救いでした。
グリーンに落としたら、絶対に止まらない2ndショットは、正に”針の穴を通すようなコントロール”で、花道を捕らえると、グリーンのほぼセンターにナイスオン。状況から考えるとスーパーショットでした。
ここで、平尾プロがグリーン右手前のバンカーから、なんとチップインバーディー!
その後、茂木プロのバーディーパットは惜しくも入りませんでしたが、難関ホールで、とりあえずパーセーブ。
[18番/本来ドラマの結末となる名物のロングホール]
3rdショットをしっかりと寄せて、バーディー。TODAY -3でハーフターン。
正直、これでカットライン圏内と思いましたが、携帯サイトの速報を見てびっくり。カットラインが、昨日からまったく下がっていない....。ん~~~、最終的には+2までかなあ、+1で安全圏かあ、という感じでした。
[後半スタート~1番/平坦でやや砲台グリーンのミドルホール]
バーディーチャンスにつけるも無難にパーセーブ。
[2番/打ち下ろし~打ち上げ、実はかなり難関のミドルホール]
2ndショットが、サブグリーンに乗ってしまい、下りになるアプローチは、わずかにグリーン手前に落ち、ランが出ずショート。パーパットも外れ、ボギー。
[3番/チャンスホール、打ち下ろしのショートホール]
完ぺきなティーショットで、ピンそばに1オンし、バーディー。すかさず、前のホールのボギーを取り返しました。
[4番/打ち上げ~左ドッグレッグのロングホール]
余談ですが、このホールは、ちょっと個人的に思い出があります。
2005年の大会での茂木プロのプレー.....1,2番で、微妙な距離のパーパットを立て続けに沈めて(このとき「やっぱりプロのパッティングって上手いなぁ」と実感しました)迎えたこのホール。ティーショットが左の深いラフに入り、2ndが、ラフに食われ、フェアウェイまで届かず。3rdショットは、右の林の入り口へ。4打目はなんとか1ピンくらいにオン。そして、パーパットを沈めて、ナイスパーセーブ。ナイスショットが一つもないのにパーセーブ。”プロ”云々ではなく、茂木プロのゴルフの粘り強さに惹かれた瞬間でした。
さて、2ndをFW真ん中に置き、絶好のポジションからの3打目でしたが、ちょっとアドネラリンが出過ぎたか、奥のエッジまでオーバー。バーディーパットも外れ、悔しいパー。
[5番/ティーグラウンドからは打ち上げ~落下地点は打ち下ろしの短いミドルホール]
FWセンターから70y前後の2打目は、ピンそばにピタリとつけてバーディー!
あと一つ!
[6番/左ドッグレッグというよりはブーメランの難関ロングホール]
昨日、ここでとても悲しいドラマがありました。次の記事で書きたいと思います。
平尾プロのティーショットが、茂木プロのご両親の2~3m手前に落ちて、一瞬ドキッとしましたが、大丈夫でした。
茂木プロは、FWセンター、絶好の位置からの3rdショットでしたが、当たりが薄かったのか、ボールが止まらず、奥のエッジにこぼれました。そして、ここでアプローチがショート。打った瞬間、見ていた関係者の方から「何やってんだ」のぼやきの声。そして、両手を膝について下を向く茂木プロ。本人もかなりショックだったようです。パーパットも決まらず、痛恨のボギー。
[8番/もう一つの最難関、400yの長いミドルホール]
フェアウェイ真ん中に置くと、2本の木がスタイミーになる難しいホール。しかも長い!そして、追いつめられて、後がない....。
完ぺきなティーショットは、距離も出て、木が邪魔にならないFW右端へ。そして、思いっきり振り抜いた2ndは、1ピンくらいにナイスオン!そして、キャディさんと入念にラインを読み、完ぺきなバーディー!!
まるで、昨年のSANKYOの16番ホールのような感覚でした。
[最終9番/短いながらもボギーの出やすい難関ホール]
この時点で、携帯サイトのスコア速報が止まりましたが、茂木プロは+2で51位タイ。+1グループで残っているのは、西塚美希世プロの18番のみなので、ここでボギーの望みは薄く、もうバーディーを取るしかない状況でした。
FWからの2打目は、ピン筋に来てましたが、わずかに短く、手前ギリギリにオン。
バーディーパットのラインを読んでいる頃、携帯に電話がかかってきたおばちゃんのギャラリーが林の中へ移動すると、そこで会話を始めました。思いっきりグリーンに届く声で。
仕切り直したバーディーパットは、カップ1~2個分オーバーするも、わずかに外れ、無念のパー。
欲を言えば、タラレバを言えばきりがありません。本当に、ナイスラウンドでした。そして、この粘りは、ファンにとっても、大きな感動があり、やっぱり茂木プロの応援は楽しい。そう感じたラウンドでした。
最終日も観戦を予定してましたが、取りやめました。
しかし、なんなんでしょう?このスコア。しかも、昨日ついて回った、三井プロと同組の下川めぐみプロが、上位にきてます。そして、昨日、茂木プロと同じ組だった藤田幸希プロはTODAY -6だそうです。なんか、みんな持ってかれた感じです。
他に書きたいこともたくさんありましたが、更に長くなるので、次の記事で書きたいと思います。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
今調べていたら、2006年のニチレイで予選落ちしてますね。
次のリゾトラは相性が良いんで、頑張ってほしいです!
投稿: ガツ | 2009年5月31日 (日) 20時55分
ガツさん:
情報有り難うございます。
その大会は、会場にいたので、盲点でした。そういえば、あの時も、他の組に付いてました。
投稿: まっち~ | 2009年5月31日 (日) 23時50分