さて、前回の続きです。
★ベルーナレディース (②、③)
まずは、コースの印象から.....小幡郷は、観戦するにはとてもタフなコースでした。改めてそう感じた過酷な2日間でした。
2番ショートホールから3番ホールに上がる坂道は、まさに心臓破りの坂で、ここでいきなりくじけてしまう方もたくさんいるようです。
さらにINに入ると、心臓破りの坂が3カ所もあります。10番ティーに上がる坂道は、バック9の観戦意欲をいきなり削がれそうになります。そして追い打ちをかけるように、10番グリーンから11番ティーに向かう坂道は、大きくカーブを描きながら上がっていく、とても距離の長い坂道です。
そして14番ショートホールの後、そして普段はカート道路ではなく、土手を上っていくホールもいくつかあります。
実は、このコース、これまで2回ほどラウンドしたことがありますが、通常営業では、乗用カートで、急な坂ではリフトが使えるため、キツイと感じることは殆どありません。
カートもリフトも使えない観戦で、2日間気合いで走り回った結果、太ももとふくらはぎは、もう限界でした。ちなみに、2日間の歩数は、4万歩を超えました。
ニチレイでは、天気に恵まれず、降られっぱなしでしたが、今回は全く逆で、雨の予報に対し、結局2日間とも雨に降られることはありませんでした。逆に、天気が悪いと思いこんで、日焼け止めを塗らずに出て行った2日目は、思いっきり日焼けしてしまいました。天気予報には、だまされっぱなしです。
繰り返しになりますが、あまりにも熱く、感動的なドラマでした。
実は、この大会の1週間前、高校の同窓会があり、甥がお世話になっているゴルフ好きの先生にお会いしたのですが、「どうして茂木プロなの?」と聞かれ、カチン!ときたのを思い出しました。目上の方であり、ゴルフもかなりの腕らしいですが、次に会うときは、間違いなく”上から目線”で見てやります。(^_^)
2日目に、三井Pの組に付いたときに、一緒に応援していた方が、「研修を経験しながら、苦労して上がってきた選手って、応援したくなるね」という話しをしていました。確かにそうです。茂木Pも、三井Pも、赤堀Pもそうでした。そして何より、苦労を知っている人は、自分を支えてくれた人がいることもしっかりと認識しており、周囲への気配りができる方が多いです。茂木Pの優勝インタビューは、そんな人柄を象徴していました。
そして、ゴルフは現役時代の長いスポーツ、1年でも長く、活躍して欲しいと思います。
★スタンレーレディース (②、③)
ベルーナに負けず劣らず、暑くてキツイのがこの大会です。しかも、大会に入ると、いきなり”梅雨明け宣言”でした。キツイ原因は、やはりアップダウンです。しかし、このコースは、リフトも殆どないので、選手もキツイのではないかと思います。そして、最もキツイのがキャディさんです。バッグを担いで、アップダウンの激しいフェアウェイやホール間を歩かなければならないのですから。
そんなタフなコースでありながら、選手たちのレベルは高く、予選カットラインは、-1。なんとアンダーパーでした。2日目、三塚Pは、-5までスコアを伸ばしていましたが、14,15番で5つ落としてしまい、まさかの予選落ちというドラマもありました。
逆に、ギャラリーにとって、とても有り難いのは、コースに車が乗り入れられることです。川奈や廣済堂と同じように、未使用コースのフェアウェイが駐車場になります。
昨年のヨネックス以来、イベントへの参加にはまりそうです。クリスタルガイザーでは、アプローチ教室にエントリーしていましたが、残念ながら雨で中止となってしみました。そして、今回は、スナックゴルフに参加してみました。参加賞は、ネックストラップの付いた、4色ボールペンでした。....ん?これって、もっときちんと記事を書けってことか?(^_^;)
★カゴメ・フィランソロピー (②、③)
4日間競技でしたが、最終日は仕事で行けませんでした。なので、金曜日に会社をサボりました。
2日目の午前中は猛暑でした。熊本生まれの有村Pが、熱中症で棄権するほどでしたから;; 会場には車で行きましたが、暑かったおかげで、生ビールをおいしくいただくことができました。
会場となっている習志野CCは、2度ラウンドしてますが、見た目以上に難しいというか、イヤらしいです。アップダウンは少ないのですが、グリーンが砲台だったり、何よりバンカーがクセ者です。砂が細かいため、すぐに目玉になります。バンカーの苦手な私にとっては、特に難易度が高いです。かつては、男子ツアーのサントリーオープンが行われておりました。そして、大会直前には、芸能人によるプロアマチャリティゴルフも開催されていました。今考えると、あまりゴルフをしない芸能人の方には、ちょっと無謀だったかも?
< エクストラホール >
会場に行くと、いろんなことがあります。いろんなシーンを見ることができます。
クリスタルガイザーの2日目、茂木Pが10番のティーに上がったとき、かつての師匠である時任プロが、たまたま近くに居合わせて、その姿をじっと見つめていました。なんとなく、懐かしい雰囲気を感じました。今年のプロテストで、時任Pに師事する西山ゆかりプロが7位タイで合格しました。レギュラーツアーへの参戦も増えると思いますので、また同じような光景が見られるかもしれません。
優勝インタビューも、テレビ放送では、ほとんどカットされてしまいます。現地で優勝インタビューを聞いていると、選手の人柄も分かり、面白かったり、感動したりすることが多々あります。やはり、観戦は現地が一番です。
さて、来週から後半戦開始です。海外から帰ってくる選手もいるようですし、まだまだもつれそうです。 逆に、ちょっと怪我人が多いのも気になります。
後半戦、戦いは、まだまだ熱くなりそうです。
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