今日は朝からの雨。小雨ではありましたが、まだまだ降りそうなので、駐車場からレインウェアを着用して、ギャラリーバスに乗り込みました。
雨の方は微妙な降り具合で、とりあえずレインウェアの下だけ履いて、レインキャップを被り、傘はささない程度でした。
思えば今日、会社のイベントで、お台場でバーベキュー大会をやっています。うちの会社でイベントやると、非常に雨の確率が上がるのを思い出しました。先日の皐月・佐野でのコンペを雷雨にやられましたし、2年前のコンペも大雨でした。頼むから関東で開催されてるときはやめてくれ~。(^_^;)
さて、会場入りし、朝食をすませた後、昨日に引き続き茂木宏美Pの組に付きました。昨年のプロテストトップ合格の服部真夕Pと、昨日に引き続き、同期の竹末裕美Pが同じ組となりました。
昨日に引き続き、引き締まったレベルの高いプレー内容となりました。
服部Pは、序盤こそティーショットが左へと引っかかり、かなり苦しんでいましたが、なんとかパーをセーブし、中盤以降は安定したショットで、持ち前の飛距離を活かして、3バーディ、1ボギーで、TODAY -2/TOTAL -3という内容でした。
初めて、服部真夕Pのプレーを観戦しましたが、テークバックを内側に引き、やや外側から降りてくる独特のスイングでした。永井奈都Pにちょっと似てました。また、飛ばし屋というイメージがありましたが、小技も上手く、途中、ショットが粗い部分がありますが、このあたりが今後の伸びる要素かなと思われます。
竹末Pは、昨日と同様に飛距離こそありませんが、精度の高いショットで、スタートホールこそ4パットのダブルボギーがありましたが、その後取り返し、TODAY -1/TOTAL -2にまとめました。パッティングは、昨日の方が良かったように思えますが、さすがに優勝経験のある、とても堅実なプレーでした。
そして茂木Pは、”らしさ”全開でした。簡単にふり返ってみたいと思います。
[No.1](361Y/Par4)
立ち上がり、ドライバーショットがちょっと薄めで、気になりましたが、フェアウェイはキープし、2打目をピン横につけて、いきなりのバーディ! うっとうしい雨を吹き飛ばすようなバーディスタートで、応援の方も、いきなりアクセル全開になりました。
[No.3](372Y/Par4)
2打目がピンから遠い側のバンカーに捕まり、3~4mほど距離が残りましたが、ナイスパーセーブ。今日の茂木Pは、パターのストロークが良く、タッチも合っているようでした。
[No.5](163Y/Par3)
途中から、風が出てきましたが、その風に押し戻されたような形になり、手前にショート。アプローチが強めに入り、返しのパットはカップに届かず、今日初めてのボギー。
[No.6](502Y/Par5)
ティーショットが引っかかり、OBゾーンのある左へ。なんとかOBは逃れたものの、ホール方向には打てず、3オンできず、4打目でグリーンオンするも、手前から5~6mの距離が残りました。しかし、このパーパットを完ぺきに沈めて、値千金のナイスパーセーブ!
いや~な流れを持ち前の粘り強さで断ち切りました。
[No.7](179Y/Par3)
右側に切られたピンに対し、やや左目に1オン。完ぺきかと思ったバーディパットは、なぜか入らず。笑顔を見せながら軽く天を仰ぎました。
[No.8](357Y/Par4)
フェアウェイセンターからの2打目は、ピンに当たるスーパーショットでナイスバーディ!
[No.9](379Y/Par4)
立ち上がり心配していたティーショットはナイスパーセーブによって、完全に復調しました。
2打目をバーディチャンスにつけ、連続バーディーかと思われましたが、カップの横で止まり、パー。今度は大きく天を仰ぎました。そして、応援しているギャラリーたちも、同じように天を仰ぎました。天を仰ぎながらも、笑顔を見せていた茂木Pは、今思えば、手応えと気持ちに余裕があったのかも知れません。
[No.14](372Y/Par4)
昨日は、このホールで、クロスバンカーから2オン後、難しいバーディパットをねじ込んで、いや~な流れを振り払いました。今日はしっかりとフェアウェイをキープし、ピンやや左側にナイスオン。パットもしっかり沈めて、昨日に引き続いてのバーディ!
その後、チャンスにつけ、パットも悪く無いながら、バーディー逃しのパーが続きました。
[No.18](521Y/Par5)
この時点で7位タイ。ここで取れば単独の7位になります。
ティーショットはフェアウェイセンター。昨日は2オンを狙いましたが、届かずにバンカー越えのアプローチが残りました。結果はバーディでした。
風はフォローでしたので、狙ってくるかと思いましたが、今日は、フェアウェイセンターにレイアップしてきました。バーディパットのシーンがTV中継でも映されましたが、3打目は微妙に距離が残りましたが、上がりホールで、しっかりとバーディを決めてくる茂木Pは、さすがでした。TODAY -3/TOTAL -4でのフィニッシュでした。
その後、上位もスコアを落とし、4位タイという結果になりました。今日の最大のカギは6番のパーセーブでした。最終ホールもバーディーで、ボギーがあったことなど記憶から消えるくらい、気持ちよく観戦ができました。
そして、同じ組の竹末P・服部Pも共にTODAYアンダーパーで、しかも最終ホールは、3人ともバーディでした。正に梅雨空を吹き飛ばすような内容でした。
更に、圧倒的な強さで梅雨空を吹き飛ばしたのは、優勝した三塚優子P。2位がTOTAL -6に対して、TODAY -7。これでは誰も追いつけません。3日間60代でした。天気も良くない中でのこのスコアは、更に凄いことだと思います。まだまだ強くなる要素があるので、今後が楽しみです。
ちなみに、4日間競技で全て60代を出した選手は、大場美智恵Pただ一人だそうです。2005年のサントリーでした。但し。優勝したのは不動裕理Pで、最終日を首位で迎えたのは、大塚有理子Pでした。
天気が悪く、かなり憂鬱な気分で会場に乗り込んだ2日間でしたが、終わってみれば、かなり楽しく、そして熱くなった2日間でした。
茂木Pの方は、今年棄権が1度ありますが、予選落ちは無し。今日は、今年の最高位となる4位タイで、今年7回目のベスト10フィニッシュとなりました。
ラウンド後、自分のパターカバーに茂木Pからサインをいただきました。パットが入るおまじないです。
来週は、観戦/ラウンドともお休みです。次は、またまたお隣の県、群馬のベルーナレディースを予定しています。
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