富士通レディース2007・最終日
いや~、面白かったです、今年の富士通レディース。
横峯さくらプロは、やはり役者でした。宮里藍プロがアメリカツアーに出て以来、女子プロ界を背負ってきましたから、是非とも賞金女王を取って欲しいと思います。プレーオフの時に表情に余裕があったのも印象的でした。
また、ローアマに輝いた藤本麻子選手は、早くもスター選手のようなオーラを感じました。表彰式のインタビューで、戸張さんからの「目標とする選手は?」の問いに「さくらちゃんです。」と。でも、”ちゃん”はマズイでしょ.....(^_^;)
さて、昨日飲み過ぎて、ちょい不調。しかも、3日連続の観戦ともなると、体力的にもキツイものがありますが、今日も疲れた体にムチ打って(なぜそこまでする?)、まずは、スタート時間の早い有村プロのフロント9を観戦後に、茂木宏美プロの組について回りました。同じ組には、上原彩子プロと西塚美希世プロがおり、特に上原Pは、固定ファンも多いため、今日は「TEAM茂木 vs TEAM彩子」という感じです。首位と3打差ということで、今回も戦闘モードでの応援です。
初日のレポートで、茂木プロのパターをケビン・バーンズと書きましたが、BSのプロトタイプのようです。ピンタイプで、フェース部分は、ケビン・バーンズのタイプⅡ(インサートあり)そっくりでした。
さて、今日の茂木プロのプレーは、見ていて最高に楽しかったので、ショット・バイ・ショットでレポートしたいと思います。
残り距離は、フロントエッジまでの距離ですが、ヤーデージが見えず確認できない部分があります。グリーン上の距離は、目測による推定距離です。
記号は、 -:パー、○:バーディ、△:ボギー ( )内は、パット数で、カラーからのパットは含んでいません。
[No.1 542y/Par5] -(1)
①フェアウェイ左をキープ。
②フェアウェイ。残り66Y。
③グリーン右手前にショート。
④アプローチは、1ピンほどオーバー
⑤上原Pがバーディをとり、盛り上がる中、ちょっとイヤらしいパーパットでしたが、しっかりとパーセーブ。ギャラリーは、ほっと胸をなで下ろす感じでした。
[No.2 377y/Par4] -(2)
①フェアウェイセンター
②ピン手前5mへナイスオン
③先に上原Pがバーディパットを決め、茂木Pのバーディパットはカップ右に外れ惜しくもパー。
[No.3 391y/Par4] -(2)
①フェアウェイ右サイドのファーストカットへ。残り129Y。
②右側に切られたピンに対して、グリーン左隅にオン。カップまで約15m。
③長いバーディパットは、カップ手前50cmに寄せて、パー。
[No.4 164y/Par3] -(2)
①ピン左15~20mに1オン。 ②カップ右80cmに寄せてパー。
[No.5 363y/Par4] -(1)
①ティーショットは左に曲がり、左側のラフへ。残り130Y弱。
②グリーンに落ちたボールは止まらずに、右奥にあるバンカーへ。
③左足下がり、ピンまで30Yほどのバンカーショットは、突っ込みきれずに、6~7mショート。
④絶体絶命のピンチでしたが、絶妙のパットで、スーパーセーブ! これぞ茂木プロ!鳥肌が立ちました。「ナイスパーセーブ!」の声は、バーディ以上の盛り上がりでした。
[No.6 380y/Par4] -(1)
①初日は右側のラフでしたが、今日は右側のファーストカットで止まりました。残り120~130Y。
②グリーン左手前のカラー。カップまで5m。
③カップ右に外れ、残り1m。
④何となくイヤな感じがしたのか、一旦アドレスをほどき、再度ラインを読み直してのパットは、カップ左縁から転がり込んでパー。ちょっとヒヤリとしました。
[No.7 486y/Par5] ○(1)
①思いっきり振ったショットは、フェアウェイの下っている部分まで行き、しかも、平坦なライに止まり、残り距離は180Y。
②グリーンが空くのを待ち、他の2選手は縦長のグリーン手前を狙ったのに対し、茂木Pは、奥に着られたピンを果敢に狙いました。グリーンぎりぎりに落ちたボールは止まらずに奥のラフへ。しかしナイストライの歓声が起きました。
③ピンまで約20Yのアプローチは、3mほどオーバー。
④アドレスに入ったところを虫に邪魔され、ハチだったのでしょうか?肩をすくめる茂木プロ。仕切り直してのバーディパットでしたが、しっかりと決めて、今日初のバーディ!そして、ガッツポーズ!
[No.8 175y/Par3] ○(1)
①アドレスに入ったところで、ギャラリーが動き、仕切り直してのティーショットは、ピン奥4mにナイスオン!
②下りのラインでしたが、ここで "下りのスペシャリスト" 炸裂! 完璧なパットでナイスバーディ。
[No.9 383y/Par4] -(2)
①フェアウェイセンター。残り138Y。
②ピン右側10mにオン。
③やや下り、奥側がややマウンドになっている軽いフックラインは、惜しくもカップの左側を通過し、パー。
[No.10 533y/Par5] -(2)
①フェアウェイセンター。残り249Y。
②左側のラフに入り、残り47Y。
③ピン右手前8mにオン。
④カップの右側を通り抜け、1m弱オーバーし、返しを沈めてパー。
[No.11 405y/Par4] -(1)
①フェアウェイセンター。残り120Y。
②グリーンに落ちたボールは止まらずにピン奥のカラーへ。
③AWで手前1.5mへつけ、微妙な距離でしたがしっかりと沈めてナイスパー。
[No.12 402y/Par4] -(1)
①やや左に出たティーショットは、なんとかラフから出て、左のファーストカットへ。残り150Y。
②グリーン右手前にあるバンカーの縁のラフへ。
③右足がバンカー、左足がラフとなる左足上がりのライから、サンドウェッジで放ったロブショットは、ピンそばにつけてナイスパーセーブ!
[No.13 160y/Par3] -(1)
①やや左側からカット気味に打ったティーショットは、ピンに向かって行きましたが、オーバーし、グリーン奥のエッジへ。
②ボールの後ろ側にラフかかかるライからのアプローチは、その芝に邪魔されたのか、2.5mほどショート。
③下りのパーパットをしっかりと沈めてパーセーブ。
[No.14 381y/Par4] -(1)
①フェアウェイセンターをキープ。残り距離不明。
②ピン手前に落ちるも止まらずにグリーン奥のラフへ。
③奥からのアプローチは、ピン50cmオーバーしたところで止まり、ナイスパーセーブ。
[No.15 374y/Par4] -(2)
①フェアウェイセンター。残り140Y。
②グリーン奥に2オン。
③奥から約15m、軽い2段グリーン上段から下段に切られたカップに対する下りのフックラインは、絶妙の距離感で、1m手前に寄せて、パー。
[No.16 515y/Par5] -(2)
①フェアウェイセンターをキープ。残り240Y。
②やや左に出たセカンドショットは、左の土手の下方で右へキックし、フェアウェイへ。残り48Y。
③ピン手前4mへオン。
④久々のバーディチャンスでしたが、カップの右側を通り抜けて50cmほどオーバーし、パー。
[No.17 186y/Par3] -(1)
①ピン筋に行くも、グリーン奥のカラーへ。
②10~12mの下りのスライスラインは、ナイスタッチでパー。
[No.18 374y/Par4] -(1)
①2日間フェアウェイセンターから転がって左のラフに捕まっているティーショットは、逆に右に出すぎて、2つあるクロスバンカーのうちの手前側を超えたところのラフへ。(横峯さくらPとほぼ同じ位置)
②(初日に捕まった)左手前にある深いバンカーの更に手前のラフへ。バンカーでなくて良かった。
③ロブショットで、ピン奥1.5~2mへナイスアプローチ。
④(テレビ中継部分)しっかりと沈めてナイスパーセーブ!
2バーディ、ノーボギーのナイスラウンドでした。この時点では、5位タイでしたが、李知妃プロがスコアを落としたため、最終的には4位タイとなりました。
ホールアウト後、通路で応援していたメンバーで茂木プロを拍手で迎えました。プロ自身も納得のラウンドだったと思います。表情も明るく、残り試合が楽しみです。
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コメント
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まっち~さん、3日間オツカレさまッス。
最終日はPさんとも直接対決だったんですね。
にしても、
タフですね。
睡眠時間1時間で、連日2組以上見るのは
疲れるんぢゃないですか???
投稿: みのみの | 2007年10月15日 (月) 11時43分
☆みのみのさん
TEAM AYAKOの方々とも何人か面識があり、ラウンド中に立ち話をしていると、誤解されそうで、ちょっと気を遣いました。
はっきり言って、体力限界でした。(^_^;)
試合内容が非常に面白かったのが、支えでした。
でも、翌日からの仕事に影響ありです。
伊藤園でお会いしましょう。(^_^)
投稿: まっち~ | 2007年10月16日 (火) 01時54分