台風一過
台風の影響で、昨夜はほぼ定時退社、今日は昼からの出社となりました。台風一過ということで、空気が澄んでいるようで、この時期にしては珍しく、大宮の事務所から富士山が見えました。しかも、午後!冬でもなかなか午後まで見えることは珍しいです。
そして、その手前には、普段は見えない荒川の水面が見えました。手前が土手になっているため、普段は見えないのですが、昨夜の雨の量が如何に多かったかを物語っていました。しかも、時間が経つにつれ、(雨はあがってますが)水嵩が増えているようにも見えました。会社に向かう途中の利根川も橋まで届きそうな状態でした。九州の方では、こんな豪雨が毎年のようにあるわけですから、本当に大変だと思います。
今から21年前のことを思い出したので、ちょっと書いてみたいと思います。
あれは高3の夏、8月4日の夜から5日未明にかけての出来事でした。
台風9号と10号のツープラトン攻撃(?)を受け、利根川の支流・小貝川と那珂川と支流・逆川が氾濫、特に逆川の氾濫は、町の中心部が床上浸水しました。実家は山奥のため、浸水はありませんでしたが、あちこちで土砂が崩れ、町に出る道は全て寸断されてしまいました。当然、電気も停まりました。救いだったのは、実家には裏山から引いている自家水道があったことです。ただ、それも大雨で泥水となり、飲めるようになるまでには数日かかりました。
通っていた高校は一部の建物が床上浸水。夏休みのため、復旧までに余裕があったことは幸運でした。今でも町の中の電柱には、その時の最高水位の部分に、黄色いテープが巻かれています。あの後、河川改修が行われ、氾濫の恐れはなくなりました。
写真は、その時に、実家の周りで撮影したものです。1枚目は、那珂川の名物・観光やな。ここで、とれたての鮎の塩焼きが食べられるのですが、一夜のうちに水没してしまいました。
2枚目は、農家である実家の農機具が置いてある小屋ですが、土砂崩れでひっくり返ってしまいました。
3枚目は、町に出る途中の道路ですが、豪雨により完全に寸断されました。
新潟の地震などに比べれば、軽い方かもしれませんが、ちょっと昔を思い出したのと、写真が手元にあったので、載せてみました。
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